📄 紙の斤量・坪量換算
印刷用紙の重さを表す「連量(斤量・kg)」と「坪量(g/m²)」を相互に換算します。連量は原紙1000枚(1連)の総重量で、判系(原紙寸法)が違うと同じkgでも坪量が変わります。四六判・A判・菊判・B判に対応し、用紙の厚み感の目安も表示します。
入力
坪量(g/m²)
—
数値を入力してください。
代表的な用紙の目安(早見)
解説
印刷や用紙の世界では、紙の重さ(=厚みの目安)を表す言い方が2種類あります。ひとつは「連量(れんりょう)」で、斤量(きんりょう)とも呼ばれ、原紙1000枚(これを1連といいます)を積み重ねたときの総重量をkgで表したものです。もうひとつは「坪量(つぼりょう)」で、紙を1m²に切り出したときの重さをg/m²で表します。用紙を発注するときのカタログ表記は連量(○○kg)が多く、海外の紙やデザインソフトの指定は坪量(gsm=g/m²)が主流です。本ツールは、この連量と坪量を判系ごとに正しく相互換算します。
注意したいのは、連量は「原紙のサイズ(判系)」によって基準が変わることです。同じ連量90kgでも、原紙が大きい判系ほど1枚が重くなるので、1m²あたりに直した坪量は小さくなります。日本で使われる代表的な原紙寸法は、四六判(788×1091mm)、A判(625×880mm)、菊判(636×939mm)、B判(765×1085mm)です。たとえば四六判の連量90kgは坪量に直すと約104.7g/m²ですが、A判の連量90kgは原紙が小さいぶん坪量は約163.6g/m²になります。用紙を比べるときは、必ず同じ判系どうしか、坪量に揃えて比較してください。
換算式はシンプルです。連量は1000枚の総重量kg(=連量×1000g)、その1000枚の総面積は「原紙1枚の面積m²×1000枚」なので、坪量=(連量×1000)÷(面積×1000)=連量÷原紙面積、という関係になります。逆に連量=坪量×原紙面積です。四六判の1枚の面積は0.788×1.091=約0.8597m²なので、連量90kg÷0.8597≒104.7g/m²、坪量104.7g/m²×0.8597≒90kgと、双方向でぴたりと一致します。本ツールも同じ式で計算しています。
用紙選びの目安として、坪量が小さいほど薄く、大きいほど厚くなります。ざっくり言えば、コピー用紙や一般的な上質紙は坪量64〜90g/m²前後(四六判で連量55〜80kg程度)、チラシやカタログ本文は70〜110g/m²、パンフレットの表紙やポスターは110〜160g/m²、はがき・名刺のような厚紙は180g/m²以上が目安です。ただし厚み(μm)は紙のかさ(嵩=密度の低さ)でも変わり、同じ坪量でも銘柄によって手触りは異なります。あくまで目安として使い、正確な仕様は用紙メーカーや印刷所のスペック表で確認してください。
よくある質問
連量(斤量)と坪量の違いは何ですか?
連量(斤量)は原紙1000枚(1連)の総重量をkgで表したもの、坪量は紙1m²あたりの重さをg/m²で表したものです。連量は原紙サイズ(判系)に依存しますが、坪量は判系に依存しない絶対的な重さなので、異なる用紙を比べるときは坪量に揃えると分かりやすくなります。
なぜ判系を選ぶ必要があるのですか?
連量は「原紙1000枚の重さ」なので、原紙のサイズ(判系)が違うと同じkgでも坪量が変わるためです。原紙が大きい判系ほど1枚が重く、坪量に直すと小さくなります。正しく換算するには、その用紙がどの判系(四六判・A判・菊判・B判)を基準にしているかを合わせる必要があります。
四六判の連量90kgは坪量で何g/m²ですか?
約104.7g/m²です。四六判の原紙は788×1091mm=1枚あたり約0.8597m²なので、90kg ÷ 0.8597m² ≒ 104.7g/m² と計算できます。しっかりした厚みの上質紙やポスター本文でよく使われる坪量です。
コピー用紙はだいたい何g/m²ですか?
一般的なコピー用紙・上質紙は坪量64〜90g/m²前後(四六判の連量でおよそ55〜80kg)が目安です。数値が大きいほど厚くしっかりし、小さいほど薄く軽くなります。銘柄によって差があるため、正確な値は製品スペックで確認してください。
g/m²(gsm)と坪量は同じものですか?
はい、同じです。海外や印刷・デザインの現場で使われる「gsm(grams per square meter)」は、日本語の「坪量(g/m²)」と同じ、1m²あたりの重さを表す単位です。本ツールでも g/m² として扱っています。
坪量が同じなら厚さ(μm)も同じですか?
必ずしも同じではありません。厚さは紙の「かさ(嵩・密度)」によって変わり、同じ坪量でもふんわりした用紙は厚く、緻密な用紙は薄くなります。坪量は重さの指標であって、実際の厚み(μm)は別に指定されることが多い点に注意してください。
この換算値はそのまま発注に使えますか?
あくまで目安としてお使いください。判系や銘柄によって表記・基準が異なり、実際のカタログ値と数g/m²ずれることがあります。正確な仕様は必ず用紙メーカーや印刷所のスペック表・見積りで確認してください。
入力した数値はサーバーに送られますか?
送られません。換算はすべてブラウザ内で完結し、入力内容はどこにも送信されません。オフラインでも利用できます。