🔤 正規表現チートシート

正規表現(regex)の記法を日本語で一覧できる早見表。メタ文字・量指定子・アンカー・グループ・先読み/後読み・フラグと、よく使うパターン例をキーワードで絞り込めます。

記法を絞り込む

記法・日本語の説明・例文・カテゴリ名に部分一致で絞り込みます。

※ JavaScriptの正規表現をベースにした早見表です。言語や実装により一部の記法(後読み対応など)が異なります。実際のマッチ確認は正規表現テスターをお使いください。

解説

正規表現(regular expression / regex)は、文字列のパターンを記述して検索・置換・入力チェックを行うための小さな言語です。メールアドレスの形式チェック、ログからの特定行の抽出、テキストの一括置換など、開発や日々のテキスト処理で幅広く使われます。本ツールは、その正規表現の記法を日本語の説明と例つきでカテゴリ別に一覧できる早見表です。

掲載しているのは、任意の1文字を表す『.』や数字を表す『\d』などのメタ文字・文字クラス、繰り返し回数を指定する『*』『+』『{n,m}』などの量指定子、位置にマッチする『^』『$』『\b』などのアンカー、まとめて扱う『(...)』『(?:...)』などのグループ、前後の条件を調べる先読み・後読み、そして挙動を切り替えるフラグ(g・i・m・s など)です。基本的な記法は多くのプログラミング言語やエディタで共通して使えます。

さらに、実務でよく使うパターン例も収録しています。メールアドレス・URL・日本の郵便番号(数字3桁-4桁)・電話番号・日付(YYYY-MM-DD)・時刻・HTMLタグ・ひらがな/カタカナ/漢字・全角英数字・半角数字のみ・3桁区切りカンマの挿入位置など、コピーしてすぐ試せる形で掲載しています。用途に合わせて調整してお使いください。

使い方はシンプルで、上部の検索ボックスにキーワードを入れるだけです。記法そのもの・日本語の説明・例文・カテゴリ名を対象に部分一致で絞り込めるため、『メール』でメール系、『数字』で数字系、『先読み』で先読み系というように、目的の記法をすぐに見つけられます。各項目のコピーボタンで記法をそのままクリップボードに取り込めます。

なお本ツールは JavaScript(ECMAScript)の正規表現をベースにしています。メタ文字や量指定子などの基本記法は多くの言語で共通ですが、後読み『(?<=...)』への対応状況、名前付きキャプチャの書き方、使えるフラグの種類などは言語・実装によって差があります。他の言語やツールで使う場合は、その環境の仕様もあわせて確認してください。

正規表現は強力な反面、書き方を少し変えるだけでマッチ範囲が大きく変わります。特にメールアドレスや電話番号を厳密に検証しようとすると非常に複雑になり、完璧な正規表現を作るのは現実的でない場合もあります。実運用では想定する入力の範囲を決め、正規表現テスターで実際の入力に対する挙動を必ず確認してから使うことをおすすめします。

よくある質問

この早見表はどの言語の正規表現に対応していますか?

JavaScript(ECMAScript)の正規表現をベースにしています。メタ文字・量指定子・アンカーなど基本的な記法は多くの言語で共通ですが、後読み(?<=...)の対応状況、名前付きグループの書き方、フラグの種類などは言語・実装によって異なります。他言語で使う場合はその言語の仕様も確認してください。

貪欲マッチと非貪欲マッチの違いは?

* や + などの量指定子は既定で「できるだけ長く」マッチする貪欲マッチです。直後に ? を付けた *? や +? は「できるだけ短く」マッチする非貪欲(最短一致)になります。例えば <.*> はタグ全体をまとめて飲み込みますが、<.*?> は1つのタグずつ切り出します。

記号そのものを検索したいときはどうすればいい?

. * + ? ( ) [ ] { } ^ $ | \ などはメタ文字なので、文字そのものにマッチさせたいときは直前にバックスラッシュを付けてエスケープします。例えばピリオド自体は \. と書きます。文字クラス [ ] の中では一部の記号はエスケープ不要になります。

先読み・後読みは何に使いますか?

「その位置の前後がある条件を満たすか」を、文字を消費せずに確認する仕組みです。例えば \d+(?=円) は『円』が続く数字だけにマッチし、円自体はマッチ結果に含めません。桁区切りのカンマ挿入や、特定の文字が前後にあるときだけ置換したい場合などに便利です。

掲載しているパターン例はそのまま使えますか?

JavaScriptでそのまま動く簡易パターンとして掲載しています。ただしメールアドレスや電話番号などは、厳密に検証しようとすると非常に複雑になります。実運用では入力の想定範囲に合わせて調整し、正規表現テスターで実際の入力に対する挙動を必ず確認してください。

g フラグや m フラグは何が変わりますか?

g(グローバル)を付けると最初の1件だけでなく文字列中のすべての一致を対象にします。m(複数行)を付けると ^ と $ が文字列全体の先頭・末尾だけでなく各行の行頭・行末にマッチします。i は大文字小文字の無視、s は . が改行にもマッチする dotAll です。/pattern/gim のように複数まとめて指定できます。

検索ボックスでは何を絞り込めますか?

記法そのもの(\d など)、意味の日本語説明、例文、カテゴリ名を対象に部分一致で絞り込めます。たとえば『メール』でメールアドレスのパターン、『数字』で数字関連の記法、『先読み』で先読み系の記法だけを表示できます。