アスペクト比・解像度計算
幅と高さから比を簡約し、比固定モードでは片方の値からもう片方の解像度を計算します。
入力
アスペクト比
16:9
※ 比固定モードの解像度は端数を四捨五入します。整数で割り切れない比では誤差が出る場合があります。
よく使うアスペクト比の早見表
代表的な比率と用途、標準的な解像度の目安です(すべて 16:9 などの同じ比率)。
| 比 | 主な用途 | 代表的な解像度(px) |
|---|---|---|
| 16:9 | 動画・PCディスプレイ(主流) | 1280×720 / 1920×1080 / 2560×1440 / 3840×2160 |
| 9:16 | 縦動画・スマホ全画面(ショート動画) | 720×1280 / 1080×1920 |
| 4:3 | 旧来のディスプレイ・資料スライド | 640×480 / 800×600 / 1024×768 / 1600×1200 |
| 3:2 | 一眼カメラの写真・一部ノートPC | 720×480 / 2160×1440 / 3000×2000 |
| 1:1 | SNSの正方形画像・アイコン | 1080×1080 |
| 21:9 | ウルトラワイドモニター・シネマ風 | 2560×1080 / 3440×1440 |
※ 数値は一般的な目安です。実際に使える解像度は用途・機材・配信サービスの仕様によって異なります。
解説
アスペクト比とは、画面や画像・動画の「横:縦」の比率のことです。例えば 16:9 なら横16に対して縦9の割合で、同じ比率を保っていれば拡大・縮小しても形(縦横バランス)は変わりません。本ツールは、実寸(px)からアスペクト比を求める「比を求める(簡約)」と、比と片方の辺からもう一方の解像度を求める「比固定」の2モードで、アスペクト比の計算をリアルタイムに行います。アスペクト比の計算・計算方法を確認したいときにそのまま使えます。
アスペクト比の計算式(簡約)は、幅と高さを最大公約数(GCD/ユークリッドの互除法)で割ってもっとも簡単な整数比にする、という考え方です。例えば 1920×1080 は最大公約数が120なので、1920÷120=16、1080÷120=9 となり 16:9 と表示されます。1280×720 も同じく 16:9 です。約分とは、幅と高さを同じ数で割って比を保ったまま数字を小さくする操作で、これ以上割り切れない状態(互いに素)になったものが最簡の整数比です。小数を含む場合は各値の小数桁数に応じて10のべき乗で整数化してから約分するため、1.5×1 は 3:2 のように扱われます。
比が分かっていて片方の辺だけ分かっている場合の計算方法(比固定)は、次の式で逆算します。高さ = 基準の幅 × 比の縦 ÷ 比の横、幅 = 基準の高さ × 比の横 ÷ 比の縦。具体例として、比 16:9 で幅1920を基準にすると高さは 1920 × 9 ÷ 16 = 1080、幅1280なら 1280 × 9 ÷ 16 = 720 と求まります。割り切れない場合は四捨五入し、結果が0以下にならないよう最小1pxに丸めます。なお 16:8 のように約分できる比を入れても、内部では 2:1 に約分してから計算するため結果は同じです。
縦長(ポートレート)の 9:16 も同じ式で計算できます。9:16 は横9・縦16なので、比固定モードで比を 9:16、基準を高さ1920にすると 幅 = 1920 × 9 ÷ 16 = 1080 となり、スマホ全画面やショート動画でよく使う 1080×1920 が得られます。横1920から横長の 16:9 を作れば 1920×1080、比を入れ替えて 9:16 にすれば 1080×1920 と、同じ数字でも横縦の向きで結果が変わる点に注意してください。
代表的なアスペクト比には、16:9(フルHD 1920×1080・4K 3840×2160 など現在の動画/ディスプレイの主流)、9:16(縦動画・スマホ全画面)、4:3(旧来のディスプレイや資料スライド)、3:2(一眼カメラの写真)、1:1(SNSの正方形画像)、21:9(ウルトラワイドモニター)があります。紙やカードにも固有の比があり、A4 などの A 判用紙は長辺:短辺が √2:1(約1.414:1)で、210×297mm を簡約モードに入れると 70:99(99÷70≒1.414 で √2 に近い)と表示されます。日本の名刺(91×55mm)は約分できないため 91:55(約1.65:1)です。
使いどころは、サムネイル・バナー・動画・印刷物などを特定の比率に揃えたいときや、手元の解像度がどの比率に当たるかを確認したいときです。例えば「16:9 を保ったまま幅を1280pxにしたい」場合の高さ(720px)をすぐ算出できます。注意点として、計算上の解像度がそのまま使えるとは限りません。動画コーデックやエンコーダによっては幅・高さが2の倍数(または偶数)であることを要求する場合があるため、四捨五入後の値が奇数になったときは前後の偶数に丸めて使うと安全です。
よくある質問
アスペクト比の計算方法(計算式)は?
実寸から比を求めるときは、幅と高さを最大公約数(GCD)で割って整数比に約分します(例:1920×1080→16:9)。比から辺を求めるときは、高さ = 基準の幅 × 比の縦 ÷ 比の横、幅 = 基準の高さ × 比の横 ÷ 比の縦、で逆算します。本ツールは「比を求める」と「比固定」の2モードでどちらも自動計算します。
アスペクト比はどう約分しますか?
幅と高さの最大公約数(GCD)で両方を割ると最簡の整数比になります。例えば 1920×1080 は最大公約数120で割って 16:9、1280×720 も同様に 16:9 です。簡約モードに実寸を入れると自動で約分されます。
16:9 で幅1920のときの高さは?
高さ = 幅 × 9 ÷ 16 なので、1920 × 9 ÷ 16 = 1080px です。比固定モードで比 16:9・幅1920を入力すると同じ結果になります。同様に幅1280なら高さ720px です。
9:16(縦動画)の計算はどうなりますか?
9:16 は横9・縦16の縦長です。比固定モードで比を 9:16 にし、高さ1920を基準にすると 幅 = 1920 × 9 ÷ 16 = 1080 となり、1080×1920 が得られます。逆に幅1080を基準にすると 高さ = 1080 × 16 ÷ 9 = 1920 です。
4:3 で幅1024なら高さは?
高さ = 幅 × 3 ÷ 4 なので、1024 × 3 ÷ 4 = 768px です。比固定モードで比 4:3・幅1024を入力すると 1024×768 と表示されます。
A4のアスペクト比は?(√2:1)
A4 は 210×297mm で、長辺:短辺が √2:1(約1.414:1)です。A判用紙はこの比を共通に持ちます。簡約モードに 210 と 297 を入れると 70:99 と表示され、99÷70≒1.414 で √2 に近い値になります。
名刺のアスペクト比は?
日本の一般的な名刺は 91×55mm です。91 と 55 は最大公約数が1で約分できないため、簡約モードでは 91:55(約1.65:1)と表示されます。
16:9 や 4:3 はどう入力しますか?
比固定モードのアスペクト比欄に、左に16・右に9のように入力します。16:8 のように約分できる比を入れた場合は 2:1 のように最簡の整数比へ約分して表示します(解像度の計算結果は変わりません)。簡約モードなら実際の解像度を入れると自動で比に約分されます。
小数の幅・高さも約分できますか?
はい。小数を含む値は各値の小数桁数に応じて整数化してから最大公約数で約分します。例えば 1.5 × 1 は 3:2 として表示されます。
計算結果の幅・高さが半端な値になります。
比固定モードでは比で割り切れない場合に四捨五入します。きっちりした値が必要なときは、比の整数倍になる寸法(16:9なら高さ360・720・1080など)を基準にしてください。
16:9 と 4:3 はどう違いますか?
16:9 は横長で、フルHDや4Kなど現在の動画・ディスプレイの主流です。4:3 はそれより正方形に近く、旧来のディスプレイやアナログ放送、資料スライドで使われる比率です。
21:9 の代表的な解像度は?
ウルトラワイドモニターやシネマ風の映像で使われ、代表的な解像度は 2560×1080 や 3440×1440 です。比固定モードで比 21:9・幅2560を基準にすると 高さ = 2560 × 9 ÷ 21 ≒ 1097 となり、機器の実解像度(1080)とは端数のずれが出ます。