ワードサーチ生成の使い方|単語から単語探しパズルを自作する
公開日:2026年9月24日 更新日:2026年9月15日 運営:シルギア(Analyzegear, Inc.) 対象ツール:ワードサーチ生成(単語探しパズル)
ワードサーチ(単語探し)は、ランダムな文字で埋めつくされた格子の中から、決められた単語を縦・横・斜めに探し出す定番のペンシルパズルです。このツールは、あなたが入力した単語リストをそのまま隠したオリジナルの一枚を、その場で作成します。英単語の語彙練習、子ども向けの知育プリント、テーマを決めた自作パズル、イベントやパーティーの余興など、用途はさまざまです。作成・表示・画像化のすべてがブラウザ内で完結し、入力した単語はどこにも送信されません。この記事では、実際の作られ方を仕組みに沿って解説します。
作り方は3ステップ
操作はシンプルで、大きく3つの流れになります。まず「単語リスト」に隠したい言葉を入力します。区切りは改行のほか、カンマ・全角カンマ・読点・タブが使え、語の途中の空白は自動で取り除かれます。同じ言葉は自動で1つにまとめられます。
- 単語を入力する:探させたい言葉を並べます。英単語でもカタカナ・ひらがなでも作れます。
- 格子サイズと向きを選ぶ:8×8から20×20、または『自動』を選び、横・縦・斜め・逆向きのオン/オフを決めます。
- 生成する:単語を交差させて配置し、残ったマスをランダムな文字で埋めた格子が完成します。
初期状態では果物の英単語のサンプルがすでに入っており、開いてすぐ動作を確かめられます。
配置の仕組みと交差
単語は長い順に並べ替えてから置いていきます。長い言葉を先に確定させたほうが、後の交差や穴埋めがうまく収まりやすいためです。各単語は、選んだ向きの中からランダムに向きと開始位置を選び、最大400回まで試行して置き場所を探します。
この仕組みの要は交差(クロスワード状の重なり)です。すでに置かれたマスの文字と、これから置く文字が一致する場合だけ、その上を通せます。空マスか同じ文字のときにしか重ねないため、別々の単語が同じ文字を共有して自然に絡み合います。似た文字を含む言葉を混ぜると、より密に交差した盤面になります。ツールは盤面を最大60回作り直し、すべての単語が収まった配置を優先して採用します。全部が収まらないときは、最も多く置けた盤面を選びます。
向きと逆向きで難易度を決める
「配置する向き」は横・縦・斜め・逆向きの4つのチェックで決めます。内部では向きが方向ベクトルに変換されます。横は右向き、縦は下向き、斜めは右下と左下の2方向です。ここに『逆向き』を加えると、左向き・上向き・左上・右上が追加され、合計で8方向になります。
- 横・縦だけ:方向は2つだけ。もっとも易しく、子ども向けに向きます。
- 横・縦・斜め:方向は4つ。標準的な歯ごたえになります。
- すべてオン(逆向き含む):8方向。単語が後ろからも隠れ、難易度が上がります。
難しくしたいほど向きを増やす、易しくしたいほど減らす、と覚えておくと調整が簡単です。
埋め文字は入力言語に合わせる
空いたマスを埋める文字は、入力した言語に合わせて選ばれます。入力全体を見て、かなが1文字でも含まれていれば日本語(カタカナ)モード、なければ英字モードとして扱います。英字モードでは A〜Z の大文字、日本語モードでは基本のカタカナ46字から埋め文字を選びます。ひらがなで入力しても自動でカタカナへ正規化されるので、盤面の文字は揃います。
この言語判定には利点があります。埋め文字が本物の単語と同じ文字種で揃うため、隠した単語だけが不自然に浮くことがなく、探しがいのある盤面になります。逆に英単語とカナ語を混ぜると、埋め文字がどちらか片方に寄ってしまうので、英単語だけ・カナ語だけのように統一して入力するのがおすすめです。
自動サイズと入りきらない単語
サイズを『自動』にすると、単語の長さと数から大きさを決めます。目安は、いちばん長い単語の文字数と、総文字数の約2倍の面積が入る一辺(総文字数×2の平方根)のうち大きいほうで、下限8・上限25に収めます。
たとえば初期サンプルの8語(APPLE、BANANA、CHERRY、GRAPE、LEMON、MELON、ORANGE、PEACH)は総文字数が43、最長が6文字です。43×2=86の平方根は約9.27なので切り上げて10。最長6より大きいので、自動サイズは10×10になります。ちなみに10×10で6文字の単語を横に置くとき、開始できる列は左端から数えて5通り(0〜4列目)に限られます。端を越えて置けないためです。
格子より長い単語は、そもそも入りません。また単語が多すぎたり向きが少なすぎたりすると、置き場所が足りず配置しきれないことがあります。その場合は生成結果に警告が出て、入らなかった単語が一覧表示されます。サイズを大きくする(または自動にする)、向きの選択を増やす、単語を減らす、のいずれかで解決できます。生成後には配置した全単語を格子の全マス×許可した全方向で総当たり再検索し、実際にその向きで存在することを確かめてから結果を表示します。
解答表示・印刷と活用シーン
できあがったパズルは「解答を表示」で配置マスをハイライトでき、もう一度押せば隠せます。印刷では設定欄・メッセージ・ヘッダ・ヒントを自動で隠し、問題(格子とさがす言葉)だけを出力します。解答つきで印刷したいときは、先に「解答を表示」を押してから印刷してください。「PNG保存」はその時点の表示状態を画像にし、解答オンなら解答用、オフなら問題用としてファイル名も自動で切り替わります。「同じ単語で作り直す」を押すと、同じ言葉で別のレイアウトに組み替えられます。
学習では、覚えたい英単語やテーマ語をそのまま隠して繰り返し練習できます。授業やイベントでは、テーマ(動物・食べ物・地名など)を決めて配れば、その場のオリジナル教材になります。子ども向けには横・縦だけ、腕試しには逆向きまでオン、と向きの設定で難易度を自在に変えられるのが自作の強みです。