🔐 ROT13・シーザー暗号

アルファベットを一定数だけずらす「シーザー暗号」と、その13ずらし版「ROT13」で文章を暗号化・復号します。大文字・小文字はそのまま保ち、英字以外の文字は変えません。ずらし数が分からない暗号文は、全パターンの総当たり表から読み解けます。

入力

方式
処理

英字を指定した数だけ後ろにずらして暗号化します。大文字・小文字は保持し、英字以外はそのまま残します。

変換結果

総当たり表(1〜25 の全ずらしで解読)

ずらし数が分からない暗号文でも、下の一覧のどこかに元の文が現れます。上のテキスト欄に暗号文を貼り付けてください。各行は「テキストを +k ずらした結果」です。

注意

シーザー暗号・ROT13・ROT47は学習用・遊び用途の古典暗号です。鍵のパターンがごく少なく(シーザーは25通り、ROT13/ROT47は固定)、総当たりで簡単に解けるため、秘密を守る本物の暗号としては使えません。パスワードや個人情報の保護には、正式な暗号化(AESなど)を使ってください。なお本ツールの変換はすべてお使いの端末(ブラウザ)内で行われ、入力した文章はどこにも送信されません。

解説

シーザー暗号は、アルファベットを決まった数だけ後ろへずらして文字を置き換える、最も古典的な暗号のひとつです。名前は、部下との連絡に3文字ずらし(AならD)を使ったとされる古代ローマのユリウス・カエサル(Julius Caesar)に由来します。この「シーザー暗号変換ツール」では、ずらし数を1〜25の範囲で自由に指定でき、大文字・小文字はそのまま保ち、英字以外の記号・数字・空白・日本語などは変えずに残します。暗号化と復号は同じずらし数で向きが逆になる関係なので、暗号化に3を使ったなら、復号も3を指定して「復号」を選べば元に戻ります。テキスト欄に文章を入力・貼り付けすると、入力と同時に変換結果が更新され、そのままコピーできます。

具体例で流れをつかむと分かりやすいでしょう。ずらし数を3にして「hello world」を暗号化すると、h→k、e→h、l→o、l→o、o→r で「khoor」、w→z、o→r、r→u、l→o、d→g で「zruog」となり、全体で「khoor zruog」になります。逆に「khoor zruog」を受け取った側は、同じずらし数3で「復号」を選べば「hello world」に戻ります。空白や記号はずらさずそのまま残るため、単語の区切りは保たれます。このように、送り手と受け手がずらし数(鍵)を共有していれば、暗号化と復号を行き来できます。

ROT13は、シーザー暗号のずらし数を13に固定したものです。アルファベットは26文字なので、13ずらしをもう一度かけると合計26ずらし=元通りになります。この「往復同一(自己逆)」の性質から、暗号化と復号の区別が不要で、同じ操作で掛けたり戻したりできます。読みは「ロト13(ロットサーティーン)」とも書かれ、掲示板やメールで、ネタバレや答えを一目で読めないよう軽く隠す用途で古くから親しまれてきました。本ツールでは「ROT13にする」ボタンを押すと、シーザー方式のずらし数がワンタッチで13に設定されます。

ROT47は、英字だけでなく「!」から「~」までの表示可能なASCII記号94文字(数字や記号を含む)を47ずらす方式です。94の半分が47のため、これも往復同一です。記号や数字まで一気に変換されるので、英字だけのシーザー暗号より見た目が大きく変わります。あわせて、数字を5つずらす「ROT5」も用意しました(0↔5、1↔6…)。ROT5も自己逆で、シーザー暗号と組み合わせると英字+数字の両方を隠せます。

日本語(ひらがな・カタカナ・漢字)の扱いは正直にお伝えします。シーザー暗号とROT13はアルファベットのずらしなので、日本語の文字はずらしの対象にならず、そのまま素通りします。ROT47もASCII範囲の記号・数字・英字だけを変換し、日本語などのマルチバイト文字は変えません。つまり「シーザー暗号で日本語の文章を変換したい」という場合、文中の英数字部分だけが変わり、かな・漢字は元のまま残ります。ローマ字に直してから変換すれば、日本語の内容もアルファベット同士のずらしで隠すことができます。

これらは仕組みがとても単純で、鍵の候補も少ない(シーザーは25通り、ROT13・ROT47は固定)ため、総当たりで即座に解けてしまいます。本ツールの「総当たり表」は、入力を+1〜+25でずらした結果を一覧化し、ずらし数が分からない暗号文でも意味の通る行を探すだけで解読できるようにしたものです。裏を返せば、これらの古典暗号は秘密を守る実用的な暗号にはなりません。学習・パズル・脱出ゲームやなぞときの範囲で楽しんでください。なお、入力した文章はすべてお使いの端末(ブラウザ)内だけで処理され、外部へ送信されることはありません。

よくある質問

シーザー暗号とは何ですか?

アルファベットを決まった数だけずらして置き換える古典暗号です。例えば3ずらしなら、A→D、B→E、C→F…となります。名前は3文字ずらしを使ったとされる古代ローマのカエサルに由来します。ずらし数(鍵)を相手と共有しておけば、暗号化と復号ができます。

シーザー暗号の変換方法は?このツールの使い方を教えてください。

「方式」でシーザー暗号を選び、「処理」で暗号化か復号を、「ずらし数(1〜25)」をスライダーか数値で指定します。あとは「テキスト」欄に文章や暗号文を入力・貼り付けするだけで、入力と同時に上部の「変換結果」が更新され、「結果をコピー」で書き出せます。ずらし数が分からない暗号文は、下の「総当たり表」で意味の通る行を探します。

ROT13とは何ですか?シーザー暗号と違いますか?

ROT13は「13ずらしのシーザー暗号」です。アルファベットは26文字なので、13ずらしを2回かけると元に戻ります(往復同一)。そのため暗号化と復号が同じ操作になり、区別が不要です。答えやネタバレを軽く隠す用途でよく使われます。

「ロト13」と「ROT13」は同じものですか?

同じものです。ROT13は「rotate(回転・ずらす)13」の意味で、日本語では「ロト13」「ロットサーティーン」などと表記されることがあります。読み方や表記が違うだけで、いずれも13ずらしのシーザー暗号を指します。本ツールの「ROT13にする」ボタンで設定できます。

「khoor zruog」を復号すると何になりますか?

ずらし数3で暗号化された文で、復号すると「hello world」になります。k→h、h→e、o→l、o→l、r→o で「hello」、z→w、r→o、u→r、o→l、g→d で「world」です。試すには、テキスト欄に「khoor zruog」を貼り付け、シーザー暗号でずらし数を3にして「復号」を選ぶか、総当たり表の+23(=26−3に相当)付近で意味の通る行を探します。

暗号化した文を元に戻すにはどうすればいいですか?

シーザー暗号では、暗号化と同じずらし数を指定して「復号」を選べば戻ります(例: 3で暗号化→3で復号)。ROT13とROT47は往復同一なので、もう一度同じ方式をかけるだけで元に戻ります。

ずらし数(鍵)が分からない暗号文も解読できますか?

はい。シーザー暗号は鍵が25通りしかないため、本ツールの「総当たり表」に+1〜+25の全パターンを並べます。その中から意味の通る行を探せば、鍵が分からなくても解読できます。

ROT5・ROT47とは何ですか?

ROT5は数字を5つずらす方式です(0↔5、1↔6…)。ROT47は「!」〜「~」までのASCII記号94文字を47ずらす方式で、記号や数字も変換されます。どちらも往復同一で、シーザー暗号やROT13と組み合わせて使われることがあります。

シーザー暗号で日本語の文章は変換できますか?

シーザー暗号とROT13はアルファベットをずらす方式のため、ひらがな・カタカナ・漢字はずらされず、そのまま残ります(英数字部分だけが変換されます)。ROT47も日本語などのマルチバイト文字は変えません。日本語の内容そのものを隠したい場合は、いったんローマ字に直してから変換すると、アルファベット同士のずらしで暗号化できます。

大文字・小文字や、記号・日本語はどうなりますか?

シーザー暗号とROT13では、大文字は大文字のまま、小文字は小文字のままずらします。英字以外(記号・数字・空白・日本語など)はそのまま残ります。ROT47ではASCIIの記号・数字も変換対象になりますが、日本語などのマルチバイト文字はそのまま残ります。

この暗号でパスワードや個人情報を守れますか?

守れません。シーザー暗号・ROT13・ROT47は仕組みが単純で、総当たりで即座に解けてしまう古典暗号です。学習・パズル・遊びの用途に向いています。実際に機密を守るには、AESなどの正式な暗号化を使ってください。

入力した文章はサーバーに送られますか?

送られません。暗号化・復号・総当たりの計算はすべてお使いのブラウザ内で完結し、入力内容はどこにも送信されません。オフラインでも利用できます。