🏋 力の単位変換
N(ニュートン)・kN・kgf(重量キログラム)・gf・dyn(ダイン)・lbf(重量ポンド)・ozf・tf(重量トン)の力を、まとめて相互変換します。
入力
変換結果
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※ 重力加速度は標準値 g=9.80665 m/s² を用いています。kgf・gf・tf は「重量◯」の単位で、質量に標準重力をかけた力です。表示は有効桁の都合で丸めることがあります。
力の単位 換算早見表
主要な単位(N・kgf・gf・lbf)の対応です。各行の「1単位」が、他の単位でいくつになるかを示します。
- 1kgf = 9.80665N:質量1kgにかかる地上の重力の大きさです。
- 体重60kgの人にかかる重力 ≒ 588N(60kgf):おおよそ人ひとり分の力です。
- 1N ≒ 0.102kgf(約102gf):手のひらに小さなりんご1個をのせた程度の力の目安です。
- 1lbf ≒ 4.448N:ヤード・ポンド法の力の単位。海外製品の仕様で見かけます。
解説
力の単位を相互に変換するツールです。国際単位系(SI)の N(ニュートン)を基準に、kN(キロニュートン)、kgf(重量キログラム/kg重)、gf(重量グラム)、dyn(ダイン)、lbf(重量ポンド)、ozf(重量オンス)、tf(重量トン)の8単位をまとめて換算します。値と単位を選ぶだけで、変換先の値と、その他すべての単位への換算値が一覧で表示されるので、「kgf を N に」「N を kgf に」といった読み替えがすぐにできます。
力のSI単位である N(ニュートン)は、『質量1kgの物体に1m/s²の加速度を生じさせる力』と定義されます。一方、kgf は「キログラムフォース(kilogram-force)」と読み、日本語では「重量キログラム」または「キログラム重(kg重)」と呼びます。これは『質量1kgにかかる標準重力の大きさ』で、日常でいう「重さ」の感覚に近い単位です。両者は 1kgf=9.80665N の関係にあり、値の桁が約9.8倍違います。逆に 1N は約0.10197kgf(約102gf)です。gf・lbf・ozf の末尾の f も同様に force(力)を表します。
混同しやすいのが、質量の「kg」と力の「kgf・N」の違いです。体重計や量りで測る「◯kg」は本来は質量の単位で、その質量にかかる重力(=力)を表すのが kgf や N です。質量[kg]を力[N]に直すには、標準重力加速度 g=9.80665 をかけます(例:質量10kg → 10×9.80665=98.0665N)。このとき「◯kgの重さ」は同じ数値の kgf に等しく、1kg分の重さ=1kgf=9.80665N と対応します。逆に N から kg 相当(kgf)に戻すには 9.80665 で割ります(例:100N → 100÷9.80665=10.197162kgf)。
本ツールでは、重力に関わる換算に標準重力加速度 g=9.80665 m/s² を用いています。kgf・gf・tf のような『重量◯』という単位は、質量にこの標準重力をかけた力として定義されるためです。実際の重力加速度は緯度や標高でわずかに変化しますが、これらの単位の定義には国際的に定められた標準値を使います。
ヤード・ポンド法の lbf(重量ポンド、1lbf≒4.4482N)や ozf(重量オンス、1ozf≒0.278N)は、海外製品の仕様やばね・ねじの締付トルクなどで見かけます。dyn(ダイン、1dyn=10⁻⁵N)は CGS単位系の力の単位で、物理の古い教科書に登場します。tf(重量トン、1tf=1000kgf=9806.65N)は、クレーンの吊り荷重や構造物の荷重表示に使われます。
換算の代表的な目安として、1kgf=9.80665N、1lbf≒4.4482N、100gf=0.980665N、1tf=9806.65N、1N≒0.10197kgf を覚えておくと便利です。身近な力のイメージがつかめるよう、「代表値のクイック入力」(1N・9.8N(≒1kgf)・1kgf・体重60kg分(60kgf)・100kgf・1lbf・1tf)や、N・kgf・gf・lbf の対応をまとめた「換算早見表」も用意しています。早見表の値はツール本体と同じ換算係数(標準重力 g=9.80665)で表示しているため、換算結果と一致します。表示は有効桁の都合で丸めることがあるため、正確を要する計算では桁数にご注意ください。
よくある質問
1kgf(重量キログラム)は何Nですか?
1kgf = 9.80665N です。これは質量1kgに標準重力加速度 g=9.80665 m/s² をかけた力で、地上で1kgの物体にかかる重力の大きさにあたります。逆に1N ≒ 0.10197kgf(約102gf)です。
N(ニュートン)とkgf(重量キログラム)の違いは?
Nは国際単位系(SI)の力の単位で、質量1kgに1m/s²の加速度を生じさせる力です。kgf(重量キログラム/kg重)は質量1kgにかかる標準重力の大きさで、日常の『重さ』の感覚に近い単位です。1kgf=9.80665Nの関係で、値の桁が約9.8倍違います。
kg(キログラム)をN(ニュートン)に変換するには?
体重計や量りで測る「kg」は本来は質量の単位です。その質量にかかる重力(力)をNで表すには、質量[kg]に標準重力加速度 g=9.80665 をかけます。たとえば質量10kgの物体にかかる重力は 10×9.80665=98.0665N です。日常でいう「◯kgの重さ」は同じ数値の kgf(重量キログラム)に等しく、1kg分の重さ=1kgf=9.80665N と対応します。逆にNからkg相当(kgf)に戻すには9.80665で割ります。
kgfの読み方は?
kgf は「キログラムフォース(kilogram-force)」と読みます。日本語では「重量キログラム」または「キログラム重(kg重)」と呼びます。質量1kgにかかる標準重力の大きさを表す力の単位で、1kgf=9.80665N です。gf は「グラムフォース(重量グラム)」、lbf は「ポンドフォース(重量ポンド)」と読み、末尾の f はいずれも force(力)を表します。
NをkgfにするにはNを9.8で割ればいいですか?
はい、おおよそ合っています。N を kgf に直すには標準重力加速度で割ります。本ツールは正確な標準値 g=9.80665 を用いるため、たとえば100N は 100÷9.80665=10.197162kgf になります。概算で「9.8で割る」としても十分近い値(100÷9.8≒10.20kgf)が得られます。逆に kgf を N にするには9.80665をかけます(例:10kgf=98.0665N)。
1重量ポンド(lbf)は何Nですか?
1lbf ≒ 4.4482N です。ヤード・ポンド法の力の単位で、質量1ポンド(約0.45359kg)にかかる標準重力にあたります。1重量オンス(ozf)はその1/16で、約0.278Nです。
ダイン(dyn)とはどんな単位ですか?
dynはCGS単位系の力の単位で、1dyn=10⁻⁵N(0.00001N)です。質量1gに1cm/s²の加速度を生じさせる力にあたり、1N=100000dynの関係があります。物理の古い教科書や一部の分野で見かけます。
重量トン(tf)はどのくらいの力ですか?
1tf(重量トン)=1000kgf=9806.65N(約9.807kN)です。クレーンの吊り荷重や構造物にかかる荷重の表示などで使われます。1kNは約102kgf、約0.102tfにあたります。
gf(重量グラム)は何Nですか?
1gf(重量グラム)=1kgfの1/1000で、0.00980665N です。100gfなら0.980665N(約0.98N)になります。ばねばかりや小さな力の測定で使われます。
なぜ重力加速度に9.80665を使うのですか?
9.80665 m/s² は国際的に定められた『標準重力加速度』の値だからです。実際の重力加速度は緯度や標高でわずかに変わりますが、kgf・gf・tfなどの重量系の単位はこの標準値を用いて定義されています。本ツールもこの値で換算しています。
代表値のクイック入力は何ができますか?
1N・9.8N(≒1kgf)・1kgf・体重60kg分(60kgf)・100kgf・1lbf・1tf といった身近な代表値を、ボタン一つで入力欄に反映して自動計算します。値と単位(変換元・変換先)がまとめてセットされるので、まず身近な力の大きさから試したいときに便利です。
体重60kgの人にかかる重力は何Nですか?
約588Nです。60kgf=60×9.80665N=588.399N になります。人ひとり分の体重にかかる重力のおおよその目安として、換算早見表でも紹介しています。