靴サイズ変換の使い方|日本cm・US・UK・EUの換算式と数値例
公開日:2026年10月22日 更新日:2026年9月15日 運営:シルギア(アナライズギア株式会社) 対象ツール:靴サイズ変換
スニーカーや革靴を海外ブランド・個人輸入で買おうとすると、「US 8 は日本の何cm?」「EU 40 は大きい?」と手が止まります。靴のサイズ表記は国ごとに基準が違うため、番号だけでは大小がわかりません。このガイドでは、日本(足長cm)・US・UK・EU(パリポイント)の考え方の違いと、それらを相互に換算するしくみ、そして自分で計算して確かめられる数値例までをまとめます。換算はすべてブラウザ内で完結し、入力した数値はどこにも送信されません。
日本・US・UK・EUで何が違うのか
いちばんの違いは「何を数字にしているか」です。日本サイズは足の長さ(足長)をcmでそのまま表します。26.0なら足長がおよそ26cm、という直感的な方式で、JIS S 5037やモンドポイントに近い考え方です。
US・UKは、足長を1/3インチ(約8.5mm)刻みで番号化した「バーレーコーン方式」です。刻みが大きく、同じ足長でもメンズとレディースで番号の起点が違うのが厄介な点です。EUはヨーロッパで使われるパリポイント方式で、1サイズ=2/3cm(約6.7mm)と刻みが細かく、男女共通の番号になります。つまり同じ足でも、どの規格で言うかによって数字は大きく変わります。
換算のしくみ — 足長cmを軸にする
本ツールは、どの規格を入力しても、いったん足長cm(日本サイズ)を共通の軸(アンカー)に戻してから、他の規格を計算し直します。たとえばUSを入力したら、まずUS→cmに逆算し、そのcmからUK・EU・日本を求めます。こうすることで、基準にどの規格を選んでも結果が食い違わず、整合した一覧になります。
入力欄は0.5刻みで、計算結果もすべて0.5刻みに丸めて表示します。靴は一般に0.5刻みで流通するためで、端数が出たら丸めた前後の半サイズも候補と考えると失敗しにくくなります。極端に小さい・大きい値(足長でおよそ8cm未満、36cm超)を入れた場合は、現実的な範囲外として結果を出さずに案内を表示します。
メンズ・レディース・キッズの換算式
本ツールが目安として採用している式は次のとおりです。いずれも足長cmを起点にします。
- メンズ:US=cm−18、UK=US−0.5、EU=約(cm×1.5+1.5)
- レディース:US=cm−17、UK=US−2.5、EU=約(cm×1.5+1.5)
- キッズ(年少用):US=約(cm×1.18−9.43)、UK=US−0.5、EU=約(cm×1.5+1.5)
EUの式を逆に解くと cm=(EU−1.5)÷1.5 となり、たとえばEU40は足長25.5cm付近が目安だとわかります。メンズとレディースでUSの起点が1違い、UKの引き算量も違うため、同じ足長でも表示番号がずれます。だからこそ、購入したい靴が男女どちら向けかに合わせてモードを選ぶことが大切です。
数値例で確かめる
実際に手を動かすと式の意味がつかめます。足長26cmのメンズなら、US=26−18=8、UK=8−0.5=7.5、EU=26×1.5+1.5=40.5。つまり26cm≒US8・UK7.5・EU40.5です。1cm大きい27cmなら、US9・UK8.5・EU42になります。
足長24cmのレディースでは、US=24−17=7、UK=7−2.5=4.5、EU=24×1.5+1.5=37.5。同じ24cmでも、メンズ式ならUSは6になり、男女で番号が1ずれることが確認できます。足長15cmのキッズなら、US=1.18×15−9.43=8.27を0.5刻みに丸めて8.5、UK=8、EU=15×1.5+1.5=24となります。逆にUSやEUの番号を入力すれば、同じ計算を逆にたどって足長cmが表示されます。
足長の正しい測り方
換算の精度は、元にする足長の正確さで決まります。次の手順で測ってください。
- 紙を床に置き、その上に立ちます(座って測るより実荷重に近くなります)。
- かかとを壁に付け、いちばん長い指の先までの直線距離をmm単位で測ります。
- 左右で差が出やすいので、大きいほうの足を採用します。
- むくみで夕方は数mm大きくなるため、夕方に測ると失敗が減ります。
実測した足長に、つま先の余裕(捨て寸)として5〜10mmほど足した長さが、選ぶ靴の内寸の目安です。スニーカーは大きめ、革靴はやや詰めるなど、種類によって好みの余裕も変わります。
ブランド差があるので最後は試着で
ここまでの式は「平均的な目安」に過ぎません。実際のフィット感は、木型(ラスト)の形、足囲・ワイズ(EE・3Eなど)、素材の伸び、スニーカー/革靴/ブーツといった種類、そしてブランドの設計思想によって、同じ番号でも半サイズ以上ずれることが珍しくありません。特にキッズは成長が速く年少用テーブルの幅も大きいため、番号を鵜呑みにせず実寸を重視してください。
本ツールの数値は、買う前に当たりを付けるための参考値です。最終判断は、各ブランドが公開している公式サイズ表と、可能なら実際の試着で行うのが確実です。足長cmを一度きちんと測っておけば、どの規格・どのブランドの表を見るときも共通のものさしになり、サイズ選びの失敗を大きく減らせます。