URLの解析・クエリ編集の使い方|長いURLを分解して中身を確認・不要なパラメータを削除
公開日:2026年8月8日 更新日:2026年9月2日 運営:シルギア(Analyzegear, Inc.) 対象ツール:URLの解析・クエリ編集
広告や計測用のリンクは、末尾に長いパラメータがずらりと並んで中身が読み取れないことがよくあります。URLの解析・クエリ編集は、そんな長いURLをスキームやホスト、クエリといった部品ごとに分解して表示し、不要なパラメータを削除したうえで、きれいなURLに組み立て直せるツールです。解析・編集・再構築はすべてブラウザの中だけで処理するので、認証情報を含むURLでも内容が外部に送られる心配はありません。
URLはどんな部品でできているか
URL(Uniform Resource Locator)は、決まった順番で並ぶいくつかの部品でできています。先頭から順に、次のような構成です。
- スキーム(プロトコル):https: や http: の部分。通信の方式を表します。
- 認証情報:ユーザー名とパスワード。省略されることがほとんどです。
- ホスト:example.com のようなサーバーのドメイン名。
- ポート::8443 のような番号。省略時は既定ポート(httpsなら443)が使われます。
- パス:/shop/item のようなサーバー内の場所。
- クエリ:? 以降の「キー=値」の並び。複数あるときは & でつなぎます。
- フラグメント(ハッシュ):# 以降。ページ内の位置などを指します。
本ツールは、ブラウザ標準の解析機能でこれらの部品に分解し、それぞれを一覧で表示します。
このツールでできること
- URLの各部を分解表示:入力したURLを、プロトコル・ホスト・ポート・パス・ハッシュなどに分けて一覧します。認証情報がある場合はユーザー名・パスワードも表示します。
- クエリを一覧・デコード表示:? 以降のクエリを「キー=値」ごとに1行で並べ、値は人が読める形にデコードして表示します(%20 は半角スペースなど)。
- パラメータの編集・追加・削除:各行のキーや値を書き換えたり、不要な行を削除したり、新しい行を追加したりできます。
- 計測パラメータの一括削除:utm_ や gclid などのトラッキング用パラメータをワンクリックでまとめて除去できます。
- URLの再構築とコピー:編集後のパラメータでURLを組み立て直し、そのままコピーできます。値は自動でエンコードされます。
使い方
- 解析したいURLを入力欄に貼り付けます(http:// または https:// から始まる絶対URL)。
- 入力すると同時に、プロトコル・ホスト・ポート・パス・ハッシュなどの各パーツが自動で表示されます。
- クエリパラメータはデコード済みの値で一覧されます。各行のキー・値を書き換えたり、「削除」で不要な行を消したり、「+ パラメータを追加」で新しい行を足したりします。
- 「URLを再構築」を押すと、編集後のパラメータで組み立て直したURLが表示され、「結果をコピー」でコピーできます。
分解の具体例で見てみる
たとえば https://example.com:8443/shop/item?q=hello%20world&sort=price#reviews を貼り付けると、次のように分解されます。プロトコルは https:、ホストは example.com、ポートは 8443、パスは /shop/item、ハッシュは #reviews です。クエリは q が hello world(%20 は半角スペースなのでデコードして表示)、sort が price と、それぞれ個別の行で一覧されます。
ここで q の値を「hello world」から別の言葉に書き換えて「URLを再構築」すると、値は自動でエンコードし直されます。半角スペースはURLSearchParamsの仕様により + に変換されるため、たとえば値を hello world のままにすると再構築後は q=hello+world となります。手作業でエンコードする必要はありません。また ?a=1&a=2 のように同じ名前のパラメータが複数あるURLも、1つにまとめず1行ずつ個別に表示・編集できるため、順序や個数を保ったまま扱えます。
計測パラメータをまとめて消す
「計測パラメータを削除」ボタンを押すと、広告やアクセス解析でよく使われるトラッキング用のパラメータの行を、まとめて自動で取り除けます。対象は次のようなものです。
- 接頭辞で判定:utm_(utm_source・utm_medium・utm_campaign など)、pk_・piwik_・matomo_ で始まるもの。
- キー名で判定:gclid・fbclid・yclid・msclkid・mc_eid・igshid など、各種広告・メール配信の識別子。
たとえば ?q=shoes&utm_source=mail&utm_medium=email&gclid=abc123 というクエリにこのボタンを使うと、utm_source・utm_medium・gclid の3件が削除され、残るのは q=shoes だけになります。削除件数が表示され、そのまま再構築後のURLに反映されます。SNSやメールで共有する前に、余計な計測パラメータを落としてすっきりしたリンクにするのに便利です。もちろん、残したい行はそのままに、個別の「削除」で1件ずつ消すこともできます。
よくある質問・注意点
入力したURLはサーバーに送られますか。 送られません。解析・編集・再構築はすべてお使いのブラウザ内で完結し、入力内容が外部へ送信されることは一切ありません。
相対URLは解析できますか。 本ツールは http:// または https:// から始まる絶対URLが対象です。/path のような相対URLはエラーになります。
安全に使えますか。 表示はすべてテキストとして描画するため、URLに <script> のようなタグ文字列が含まれていても、タグとして解釈されず文字どおりに表示されます。認証情報を含むURLでも安心して解析できます。まずは手元の長いURLを貼り付けて、中身を確かめてみてください。