📍 ペグソリティア
盤に並んだペグ(駒)を、隣のペグを縦か横に1つ跳び越えてその先の空き穴へ動かし、跳び越したペグを取り除いていく一人遊びのパズルです。最後に1本だけ残せばクリア、目標の穴(★)に残せば完全クリア。英国式(33穴)・欧州式(37穴)・三角形(15穴)の3つの盤を選べます。行き詰まったら、1本まで解けるかを調べて次の一手を示す「ヒント」や、何手でも戻せる「待った」を使えます。すべてブラウザ内で動きます。
設定
ゲーム
動かしたいペグを選んでください。
ベスト:まだ記録がありません
遊び方・ルール早見
操作は「ペグを選ぶ → 点線の移動先を選ぶ」の2タップです(選んだペグをもう一度押すと選択解除)。キーボードでは矢印キーで穴を移動し、Enter または Space で選択・移動、Esc で選択を解除できます。ベスト記録(最少の残り本数・完全クリア)は盤ごとに端末内へ保存されます。
解説
ペグソリティアは、穴の空いた盤に並べたペグ(駒)を1本ずつ取り除いていく一人遊びのパズルです。動かし方は1種類だけで、隣にあるペグを縦か横に1つ跳び越えて、そのすぐ先の空き穴へ移動します。跳び越されたペグは盤から取り除かれるので、1手ごとにペグは必ず1本減ります。斜めに跳ぶことはできず(三角形の盤を除く)、どのペグも跳べなくなったらゲーム終了です。最後に1本だけ残せばクリアで、本ツールでは決められた穴(★)に残せば「完全クリア」としています。ペグが1本ずつ減るので、英国式なら31手、欧州式なら35手、三角形なら13手で1本になる計算です。
歴史ははっきりしない部分も多いものの、17世紀末ごろのフランスで貴族の間に広まったと伝えられ、当時の版画にも盤で遊ぶ人物が描かれているといわれます。その後ヨーロッパ各地に広がり、十字型の33穴盤は英国式、角を少し埋めて八角形に近い形にした37穴盤は欧州式(フランス式)と呼ばれるようになりました。三角形の15穴盤も手軽な形として広く親しまれています。数学者の関心も集め、どの穴を空けて始めればどこに1本残せるかといった問題が、盤の塗り分けや重みの考え方を使って研究されてきました。
盤ごとの違いを押さえておくと遊びやすくなります。英国式は中央を空けて始め、最後の1本を中央に残す手順があります(本ツールのソルバーで確認済み)。欧州式は中央を空けて始めると、どう動かしても1本にはできません。盤を3色に塗り分けると、1手ごとに3色すべての本数の偶奇が同時に入れ替わるため「色ごとの偶奇の差」が変わらず、この性質から中央空き始まりでは1本で終われる穴が存在しないとわかります。そこで本ツールの欧州式は、ソルバーで1本まで解けると確認した「上から2段目の中央」を空けて始め、上下対称の「下から2段目の中央」(★)に残すと完全クリアにしています。三角形は頂点を空けて始め、頂点に1本残す手順があることを確認しています。
解き方のコツは、盤の端や角に取り残されるペグを作らないことです。角や腕の先にぽつんと残ったペグは、隣にペグがなければ二度と跳べず、跳び越して取ることもできなくなります。序盤から中盤のうちに外側の腕や角のペグを片付け、ペグを中央寄りに集めていくのが基本です。考え方の道具として「パゴダ関数」があります。これは穴ごとに重みを決め、どの跳びでも『跳ぶペグと跳ばれるペグの重みの和が、着地する穴の重み以上』になるようにしたもので、盤上のペグの重みの合計は手を打つたびに増えません。目標の穴の重みより合計が小さくなった局面は、その時点でもう目標には届かないと判定できます。
ヒント機能は、いまの局面から1本まで解けるかを端末内で探索し、解けるなら次の一手を光らせます。盤の状態を1穴1ビットの数値で表し(37穴は32ビットを超えるため2つの整数に分けています)、深さ優先で手を試しながら、行き詰まった局面を記憶して同じ局面を二度調べないようにしています。回転や裏返しで重なる局面は同じものとして扱い、さきほどの塗り分けの性質とパゴダ関数で見込みのない局面を早めに打ち切ります。まず★の穴に残せる手を探し、見つからなければどこでもよいので1本にできる手を探します。画面が固まらないよう探索は約1.5秒で打ち切り、判定しきれないときはその旨を表示します。欧州式の序盤は、事前に求めておいた手順上にいる間は即座に答えます。
本ツールは盤の描画からヒントの探索まで、すべての処理をお使いの端末(ブラウザ)内で行います。着手の内容や個人情報を外部へ送信することはなく、一度読み込めばオフラインでも遊べます。保存するのは盤ごとのベスト記録(最少の残り本数と完全クリアの達成)だけで、これもブラウザの保存領域に置かれます。なお本ツールは一般名「ペグソリティア」で提供しており、特定の市販製品とは関係ありません。盤面やペグの絵柄はすべて独自に作成したものです。
よくある質問
ペグソリティアのルールを簡単に教えてください。
隣のペグを縦か横に1つ跳び越えて、その先の空き穴へ移動させます。跳び越されたペグは取り除かれます。これを繰り返し、どのペグも跳べなくなったら終了です。最後に1本だけ残せばクリア、★の穴に残せば完全クリアです。三角形の盤は斜めにも跳べます。
斜めに跳ぶことはできますか?
英国式(33穴)と欧州式(37穴)では斜めには跳べず、縦と横の4方向だけです。三角形(15穴)の盤は穴が三角形の格子に並んでいるため、横の2方向と斜めの4方向、合わせて6方向に跳べます。
英国式は必ず1本にできますか?
中央を空けて始めた最初の局面からは、1本にでき、しかも最後の1本を中央に残す手順があります(本ツールのソルバーで確認しています)。ただし途中の手を誤ると1本にできない局面に入ることがあります。迷ったらヒントで「まだ1本にできるか」を確かめ、できない局面なら待ったで戻ってみましょう。
欧州式はなぜ中央が空いた状態から始まらないのですか?
欧州式の37穴盤は、中央を空けて始めると、どう動かしても最後に1本にはできないためです。盤を3色に塗り分けると、1手ごとに3色すべての本数の偶奇が同時に入れ替わるという性質があり、そこから1本で終われる穴が1つもないとわかります。本ツールでは、ソルバーで1本まで解けると確認した「上から2段目の中央」を空けて始めます。
ヒントはどのように次の一手を決めていますか?
その局面から1本まで解ける手順を端末内で探索し、見つかった手順の最初の一手を光らせます。まず★の穴に残せる手順を探し、なければどこでもよいので1本にできる手順を探します。約1.5秒で判定しきれない場合は「もう数手進めてからお試しください」と表示します。解けない局面では、その旨をお知らせします。
「待った」は何回まで使えますか?
回数の制限はありません。最初の局面まで1手ずつ何回でも戻せます。ゲーム終了後でも待ったで戻って続きを遊べます。最初からやり直す場合は「最初から」を押してください。
上手に解くコツはありますか?
角や盤の端にペグを孤立させないことが大切です。隣にペグがなくなった端のペグは二度と動かせず、取り除くこともできません。外側の腕や角のペグを早めに片付け、ペグを中央寄りに集めるように進めると、最後の1本に近づきやすくなります。
記録は保存されますか?通信しますか?
盤ごとのベスト記録(最少の残り本数と完全クリアの達成)だけを、お使いの端末(ブラウザ)内に保存します(キー peg-solitaire:best)。着手の内容や個人情報を外部へ送ることはなく、オフラインでも遊べます。なお本ツールは一般名「ペグソリティア」で提供しています。