🔩 ネジ・ボルトの下穴早見
ネジの種類と呼び径を選ぶと、下穴径の目安を表示します。メートルねじ(M2〜M12・並目)はタップ下穴径・バカ穴(clearance)・並目ピッチ、木ネジ/コーススレッドは材の硬さ別の下穴径をまとめて確認できます。数値はJIS並目ピッチなどの一般値に基づく目安です。
入力
タップ下穴径(めねじを切る穴)
—
メートルねじ 早見表(並目 M2〜M12)
| 呼び径 | ピッチ | タップ下穴 | バカ穴 2級/中 | 1級/きつめ | 3級/ゆるめ |
|---|
単位はmm。タップ下穴径 ≒ 呼び径 − ピッチ。バカ穴(clearance)はねじを通すだけの貫通穴で、通常は2級(中)を基準に選びます。値はJIS並目ピッチ・JIS B 1001系の一般値に基づく目安です。
木ネジ・コーススレッド 下穴 早見表
| 呼び径(軸径) | 柔らかい材 | 硬い材 |
|---|
単位はmm。下穴径は呼び径の約60〜90%が目安。柔らかい材(杉・SPF・合板など)は小さめ、硬い材(ナラ・タモ・堅木など)や割れやすい端部は大きめにします。必ず端材で試し穴を。
解説
ネジをきちんと効かせるには、事前に開ける「下穴」の直径が要になります。下穴が小さすぎると締め込み時にトルクが上がりすぎてネジ切れ・ナメ・材割れの原因になり、大きすぎるとネジ山が食い込まず効きが落ちます。本ツールは、ねじの種類と呼び径を選ぶだけで、下穴径・タップ下穴径・バカ穴(clearance)径・並目ピッチといった目安値を一覧で表示します。すべて端末内で計算し、外部への送信は一切ありません。
メートルねじで「めねじ(内ねじ)」を切る=タップを立てる場合の下穴(タップ下穴径)は、おおむね「呼び径 − ピッチ」で近似できます。代表例を挙げると、M3の下穴は 3 − 0.5 = 2.5mm、M4の下穴は 4 − 0.7 = 3.3mm、M5の下穴は 5 − 0.8 = 4.2mm、M6は 6 − 1.0 = 5.0mm、M8(ピッチ1.25mm)は約6.8mm、M10(ピッチ1.5mm)は8.5mmが目安です。この「タップ 下穴」の近似はおよそ雌ねじ有効率75%前後を狙う一般的な値で、本ツールではJISの並目ピッチに基づく代表値を内蔵表として持っています。M3 下穴・M4 下穴・M5 下穴のように、よく使うサイズは数値を覚えておくと作業がスムーズです。
一方、ボルトを「通すだけ」の貫通穴はバカ穴(ばか穴・clearance hole)と呼び、ねじを切らないため呼び径より少し大きく開けます。JIS B 1001系では1級(きつめ)・2級(中)・3級(ゆるめ)の3段階があり、たとえばM3なら2級で3.4mm、M6なら6.6mmが標準的です。位置ずれを吸収したいときは大きめ、精度を出したいときはきつめを選びます。本ツールは3段階すべてを表示し、通常の基準となる2級(中)を主表示にしています。
木ネジ・コーススレッドの下穴は、ねじ山が材に食い込む前提のため、めねじ用より小さく、目安は「呼び径(軸径)の6〜9割程度」です。杉・SPF・合板のような柔らかい材は小さめ(効きを優先して6〜7割)、ナラ・タモなどの硬い材や端に近い割れやすい部分は大きめ(割れ防止で7〜9割)にします。皿ネジを面一(ツライチ)に沈めたいときは、下穴に加えて皿取り(座ぐり)でネジ頭のテーパー分の円錐座を作ります。ただし木材は含水率・木目・ネジ形状で挙動が大きく変わるため、数値はあくまで出発点。材質・用途・メーカーで最適値は変わるので、実際に使う端材で試し穴を開けて確かめるのが確実です。
「ミリネジ(メートルねじ)」は、ネジのサイズをミリメートルで表す日本で最も一般的なネジ規格で、JIS/ISOで標準化されています。M6・M8のように「M+呼び径(mm)」で表記し、呼び径はおねじの外径(山の頂の直径)を、ピッチは隣り合うネジ山どうしの間隔を指します。同じ呼び径でもピッチの違いで並目・細目に分かれ、本ツールが扱う並目では呼び径ごとにピッチが1対1で決まっています(M3=0.5/M4=0.7/M5=0.8/M6=1.0/M8=1.25/M10=1.5/M12=1.75mm)。ネジのサイズ選びでは「呼び径・ピッチ・ねじ種別」の3点を押さえると、下穴やバカ穴の選定がぶれません。ミリネジ規格を理解しておくと、ネジ 呼び径 ピッチの対応から下穴径までを一貫して読み解けます。
画面下部には、M2〜M12の下穴径を一覧できる早見表を用意しています。タップ下穴径・バカ穴(1〜3級)・並目ピッチを縦に並べて見比べられるので、手元のネジのサイズが分かれば下穴 径 一覧からすぐに引けます。たとえばM3は下穴2.5mm・バカ穴3.4mm、M4は3.3mm・4.5mm、M5は4.2mm・5.5mm、M6は5.0mm・6.6mm…というように、代表サイズの値を一覧で頭に入れておくとDIYや組み立て、タップ立ての段取りが速くなります。印刷やメモ用に「結果をコピー」で選んだサイズの数値だけを書き出すこともできます。
よくある質問
タップ下穴径とバカ穴はどう違いますか?
タップ下穴は、その穴自体に「めねじ(内ねじ)」を切ってボルトをねじ込むための穴で、呼び径より小さく開けます(例: M6→5.0mm)。バカ穴(clearance)は、ねじを切らずにボルトを通すだけの貫通穴で、呼び径より少し大きく開けます(例: M6→6.6mm)。用途がまったく違うので取り違えに注意してください。
タップ下穴径は「呼び径 − ピッチ」で合っていますか?
おおむね合っています。並目のメートルねじでは「呼び径 − ピッチ」が、雌ねじ有効率75%前後を狙う一般的な下穴径のよい近似になります(M6: 6−1.0=5.0、M10: 10−1.5=8.5)。本ツールもこの一般値に基づく表を内蔵しています。ただし材質やタップの種類、狙う有効率で最適値は前後するため、正確を期す場合はタップ・工具メーカーの下穴表を優先してください。
バカ穴の1級・2級・3級はどれを選べばいいですか?
迷ったら標準の2級(中)を基準にしてください。1級(きつめ)は位置精度を出したいとき、3級(ゆるめ)は複数の穴の位置ずれを吸収したいときや、塗装・メッキ後で穴が狭まる可能性があるときに向きます。本ツールは3段階すべてを表示します。
並目と細目(ほそめ)の違いは?
同じ呼び径でもピッチ(山の間隔)が異なります。本ツールが扱うのは最も一般的な「並目」です。細目はピッチが小さいぶんタップ下穴径が大きくなる(例: M8細目 P1.0→下穴7.0mm前後)ので、細目を使う場合はこの表の値をそのまま使わず、細目用の下穴表を参照してください。
木ネジの下穴はどのくらいにすればいいですか?
目安は「呼び径(軸径)の6〜9割程度」です。杉やSPF、合板のような柔らかい材は小さめ(6〜7割)にして効きを確保し、ナラ・タモなどの硬い材や端に近い割れやすい部分は大きめ(7〜9割)にして割れを防ぎます。皿取りや下穴の深さ(ネジ長の6〜7割程度まで)も割れ防止に有効です。いずれも目安なので、端材での試し穴をおすすめします。
なぜ「あくまで目安」なのですか?
最適な下穴径は、材質(鉄・アルミ・樹脂・木の樹種)、板厚、狙うねじの効き(有効率)、ネジ・タップのメーカーや形状、木材なら含水率や木目まで含めて変わるからです。本ツールの値はJISの並目ピッチなどの一般値に基づく出発点です。重要な部位や量産では、必ず端材・試験片で試し穴を開けて確認し、メーカーの下穴表を優先してください。
対応している呼び径は?
メートルねじはM2・M2.5・M3・M4・M5・M6・M8・M10・M12(いずれも並目)に対応しています。木ネジ・コーススレッドは軸径φ2.1〜φ5.5mmの代表的なサイズを用意しています。それ以外の径は、近いサイズの値を参考にしてください。
M3・M4・M5の下穴径は何mmですか?
めねじを切る「タップ下穴」の目安は、M3(並目ピッチ0.5)が2.5mm、M4(ピッチ0.7)が3.3mm、M5(ピッチ0.8)が4.2mmです。いずれも「呼び径 − ピッチ」で近似できます。ねじを通すだけのバカ穴は一段大きく、2級(中)でM3=3.4mm・M4=4.5mm・M5=5.5mmが標準です。本ツールで各サイズを選べば、タップ下穴とバカ穴(1〜3級)を同時に確認できます。
ネジのサイズ(呼び径)が分からないときはどう調べますか?
ミリネジ(メートルねじ)なら、おねじの外径(山の頂の直径)をノギスで測ると呼び径の目安になります。たとえば外径が約6mmならM6、約8mmならM8です。さらにネジ山の間隔(ピッチ)を測るか、ピッチゲージを当てると並目か細目かを判別できます。本ツールは呼び径を選ぶとその並目ピッチも表示するので、ネジ 呼び径 ピッチの対応確認にも使えます。
下穴径の一覧表はどこで見られますか?
ツール下部に「下穴 径 一覧」の早見表があります。メートルねじはM2〜M12について、並目ピッチ・タップ下穴径・バカ穴(1〜3級)を一覧で、木ネジ・コーススレッドは軸径ごとの柔らかい材/硬い材の下穴レンジを一覧で見比べられます。呼び径を選べば該当行の値が結果欄に大きく表示され、「結果をコピー」でメモや作業指示に貼り付けられます。
皿ネジのときの座ぐり(皿取り)はどうしますか?
皿ネジはネジ頭が円錐形で、表面から沈めて面一に仕上げます。下穴に加えて、ネジ頭のテーパーに合わせた円錐状の座ぐり(皿取り)を作ると頭がきれいに収まります。金属では皿ざぐりカッターや大径ドリルで、木材では皿取り錐や段付きドリルで加工します。沈める深さはネジ頭の高さぶんが目安で、取り過ぎると効きが落ちるため端材で確認してください。
入力した内容はサーバーに送られますか?
送られません。計算と表示はすべてブラウザ内で完結し、選んだ内容はどこにも送信されません。オフラインでも利用できます。