🔬 SI接頭辞の変換

キロ・メガ・ギガ・ミリ・マイクロなどのSI接頭辞(10のべき乗)を相互換算します。数値と接頭辞を選ぶと、全接頭辞での相当値を一覧表示します。

入力

変換したい数(小数・負数も可)

この数値に付いている接頭辞

身近な代表例

ボタンを押すと上の入力に反映されます。情報量のk/M/Gは2進で1024倍のことがあります(データ容量変換)。

接頭辞なし(基準)での値

※ SI接頭辞は10の整数乗を表します。情報量のキロ/メガ(1024倍系)とは異なります(データ量の2進接頭辞はKiB/MiB等)。ここでは10進のSI接頭辞として計算します。

SI接頭辞 早見表

大きい順(ペタ→ピコ)。記号と10のべき乗の対応です。

解説

SI接頭辞(エスアイせっとうじ)は、国際単位系(SI)で単位の前に付けて、10の整数乗の倍数や分数を手短に表すための記号です。例えばキロ(k)は10³=1000倍、メガ(M)は10⁶=100万倍、ミリ(m)は10⁻³=1000分の1を表します。長さのメートル、質量のグラム、電力のワット、周波数のヘルツなど、さまざまな単位と組み合わせて使われます。本ツールは、数値と接頭辞を選ぶだけで、その値がほかの接頭辞ではいくつになるかを一括で換算します。

換算の考え方はシンプルです。まず入力した値を、接頭辞なし(10⁰)の基準の値にそろえます。式で書くと『基準値=入力値×10^(入力接頭辞の指数)』です。例えば1キロ(k、指数3)なら、1×10³=1000が基準の値になります。次に、この基準値を各接頭辞の10のべき乗で割り戻すことで、それぞれの接頭辞での相当値が求まります。まとめると『相当値=入力値×10^(入力接頭辞の指数−対象接頭辞の指数)』という一本の式で全接頭辞に換算できます。

本ツールが対応する接頭辞は、大きいほうからペタ(P、10¹⁵)・テラ(T、10¹²)・ギガ(G、10⁹)・メガ(M、10⁶)・キロ(k、10³)・ヘクト(h、10²)・デカ(da、10¹)、接頭辞なし(10⁰)、そしてデシ(d、10⁻¹)・センチ(c、10⁻²)・ミリ(m、10⁻³)・マイクロ(µ、10⁻⁶)・ナノ(n、10⁻⁹)・ピコ(p、10⁻¹²)です。ヘクトパスカル(hPa)やセンチメートル(cm)、マイクロメートル(µm)など、日常や理科・工学でよく見かける接頭辞を幅広くカバーしています。

ここで注意したいのが、情報量で使われる「キロ・メガ・ギガ」との違いです。SI接頭辞のキロは1000倍、メガは100万倍という10進(10のべき乗)の値ですが、データ量では1キロバイトを1024バイトとする1024倍系がしばしば使われます。この1024倍系は正確には2進接頭辞と呼ばれ、キビ(Ki)・メビ(Mi)・ギビ(Gi)という別の名前と、KiB・MiB・GiBという別の記号が定められています。本ツールはあくまで10進のSI接頭辞として計算しますので、記憶容量や通信量の1024倍換算には使えません。

桁が非常に大きい、または小さい値については、読みやすさのために『1.23e9(=1.23×10⁹)』のような指数表記で表示します。それ以外の見やすい範囲の値は、3桁ごとにカンマを入れて表示します。SI接頭辞は10の整数乗という定義値なので換算は理論上正確ですが、コンピュータの浮動小数点計算の性質上、ごく一部の値でわずかな表示上の丸めが生じることがあります。有効桁を丸めて見やすく整えています。

SI接頭辞を使うと、とても大きな数やとても小さな数を、ゼロを何個も並べずにコンパクトに表せます。例えば0.000001メートルは1マイクロメートル(µm)、5000000ヘルツは5メガヘルツ(MHz)と書けます。単位換算の練習や、理科・工学の計算、資料づくりでの表記統一などに本ツールを役立ててください。

はじめて使うときや接頭辞の並びを思い出したいときは、ページ下部の「SI接頭辞 早見表」が便利です。ペタ(P)からピコ(p)までを大きい順に並べ、それぞれの記号と10のべき乗(×10³、×10⁻⁶など)を一覧にしています。入力に使う値の当たりを付けたいときは、「身近な代表例」のプリセットボタン(1km=1000m、1MB=1000kB、1ms=0.001s、5GHz、1013hPaなど)を押すと、その値と接頭辞がそのまま入力欄に反映され、ワンタップで換算結果を確かめられます。なお情報量のk/M/Gは文脈によって2進の1024倍(1KiB=1024バイト)を指すことがあり、その場合はデータ容量変換ツールを併せてご利用ください。

よくある質問

SI接頭辞とは何ですか?

国際単位系(SI)で単位の前に付けて10の整数乗の倍数・分数を表す記号です。キロ(k)は10³=1000倍、ミリ(m)は10⁻³=1000分の1を表します。メートルやグラム、ワットなど多くの単位と組み合わせて使われます。

どのように換算していますか?

入力した接頭辞の指数を使っていったん接頭辞なし(10⁰)の値に直し、そこから各接頭辞の指数で割り戻して全接頭辞での相当値を計算しています。式では『相当値=入力値×10^(入力接頭辞の指数−対象接頭辞の指数)』です。

情報量のキロ・メガ(1024倍)とは違いますか?

違います。SI接頭辞のキロは1000倍、メガは100万倍という10進の値です。データ量で使われる1024倍系(1KiB=1024バイト)は2進接頭辞(キビ・メビ・ギビ、記号KiB/MiB/GiB)と呼ばれ別物です。本ツールは10進のSI接頭辞として計算します。

マイクロの記号µはどう入力しますか?

入力欄はプルダウン(選択式)なので記号を手入力する必要はありません。一覧から『マイクロ(µ)』を選ぶだけで換算できます。マイクロはギリシャ文字ミューを使い、10⁻⁶(100万分の1)を表します。

デカ(da)やヘクト(h)も使えますか?

はい。デカ(da、10倍)、ヘクト(h、100倍)、デシ(d、10分の1)、センチ(c、100分の1)にも対応しています。日常でよく見るのはヘクトパスカル(hPa)やセンチメートル(cm)などです。

とても大きい・小さい値はどう表示されますか?

桁が非常に大きい、または小さい値は『1.23e9(=1.23×10⁹)』のような指数表記で表示します。読みやすい範囲の値は3桁区切りのカンマ付きで表示します。

計算結果は正確ですか?

SI接頭辞は10の整数乗の定義値なので換算は理論上正確です。ただしコンピュータの浮動小数点計算の性質上、ごく一部でわずかな丸め表示が生じることがあります。有効桁を丸めて見やすく表示しています。

接頭辞の並びを一覧で確認できますか?

はい。ページ下部の「SI接頭辞 早見表」に、ペタ(P、×10¹⁵)からピコ(p、×10⁻¹²)までを大きい順に並べ、記号と10のべき乗の対応をまとめています。換算の計算はせず、接頭辞の対応を確認するためのリファレンスです。

よく使う例をすぐ試せますか?

「身近な代表例」のボタン(1km=1000m、1MB=1000kB、1ms=0.001s、1µm=0.001mm、5GHz、1013hPaなど)を押すと、その値と接頭辞が入力欄に反映され、すぐに換算結果を確認できます。情報量のk/M/Gが2進の1024倍を指す場合は、データ容量変換ツールをご利用ください。

換算結果を保存できますか?

はい。「換算結果をCSVでダウンロード」を押すと、全接頭辞の相当値を接頭辞・記号・倍率・相当値の列を持つCSVファイル(BOM付きUTF-8)として保存できます。ExcelやGoogleスプレッドシートでそのまま開け、文字化けもしにくい形式です。