シルギア

バーコードの作り方|JAN・EAN-13やCode128をブラウザで無料生成

公開日:2026年8月21日 更新日:2026年9月2日 運営:シルギア(Analyzegear, Inc.) 対象ツール:バーコード生成(JAN/EAN/Code128)

商品ラベルや在庫管理、社内の整理番号などをバーコードにしたいのに、専用ソフトが手元にない——そんなときにブラウザだけで作れるのがバーコード生成ツールです。値を入力して形式を選ぶと、その場でバーコードが描画され、PNG画像またはSVGで保存できます。太さ・高さ・余白・文字表示も細かく調整でき、入力した内容は外部に送信されず、描画から画像の書き出しまですべて端末内で完結します。オフラインでも動作します。

バーコードは「規格」で決まる — 形式の選び方

バーコードは、線の太さや並びのルールを定めた「規格(形式)」ごとに別物です。中身が同じ数字でも規格が違えば見た目もスキャナの解釈も変わるため、まず用途に合う形式を選びます。このツールの対応形式は次のとおりです。

  • JAN / EAN-13:日本の商品コード。JANはEAN-13と同じ規格で、13桁の数字です。市販商品でおなじみのバーコード。
  • EAN-8:8桁の短い商品コード。小さな商品向け。
  • UPC-A:北米の商品コード(12桁)。
  • CODE128:英字・数字・記号を自由に入れられる形式。社内の管理番号や英数字混じりのIDに向きます。
  • CODE39:英大文字・数字と一部記号(- . $ / + % と空白)に対応する古くからある形式。
  • ITF-14:物流の外装(段ボール)などで使う14桁。

迷ったら、市販商品や店舗用ならJAN/EAN-13社内の番号やラベルならCODE128を選べば扱いやすいです。値が形式に合わないときはプレビューの代わりに注意メッセージが出るので、桁数や使える文字の間違いにすぐ気づけます。

チェックデジットが自動で付くしくみ

JAN・EAN・UPC・ITFには、末尾に「チェックデジット」という検査用の数字が1桁付きます。読み取り時の誤りを検出するための桁で、ほかの桁から決まった式で計算されます。このツールでは、チェックデジットを除いた桁数を入力すると、正しい1桁を自動計算して付け足します。EAN-13なら12桁、EAN-8なら7桁、UPC-Aなら11桁を入力すればよく、すでに完成した13桁などをそのまま入れてもかまいません。

EAN-13の計算例で確かめます。先頭12桁が「490123456789」のとき、左から奇数番目(4・0・2・4・6・8)の合計は24、偶数番目(9・1・3・5・7・9)の合計34を3倍して102。合わせて126で、10で割った余りは6。チェックデジットは「10−6=4」となり、完成コードは4901234567894です。手計算しなくても同じ結果が自動で入るので、桁の付け間違いを防げます。

使い方と入力例ボタン

  1. バーコードにしたい値(数字や文字)を入力します。
  2. 形式を選びます(商品用はJAN/EAN-13、自由な英数字はCODE128)。
  3. バーの太さ・高さ・余白・文字表示を必要に応じて調整します。
  4. プレビューにバーコードが表示されたら、「PNGで保存」または「SVGで保存」でダウンロードします。

形式ごとの入力ルールに迷ったら、入力欄の下にある例ボタンが便利です。「JANコード」「管理番号(CODE128)」「UPC-A」「CODE39」を押すと、その形式に合った値と設定がワンタッチで入り、正しい作り方をそのまま確認できます。まず例で形になり方を見てから、自分の値に置き換えるのが早道です。

見た目の調整 — 太さ・高さ・余白・文字

プレビューを見ながら、4つのつまみで仕上がりを整えられます。

  • バーの太さ:1〜4段階。細いほど小さく印刷できますが、細すぎると読み取り精度が落ちます。
  • 高さ:40〜160の範囲。低いと省スペース、高いと斜めからでも読みやすくなります。
  • 余白:0〜30。バーコード周囲の空白で、読み取りに重要な「クワイエットゾーン」を確保します。
  • 文字を表示:バーの下に元の値を出すかどうか。人が目視確認する用途ではオンが便利です。

PNGとSVGの使い分けと印刷のコツ

保存形式は用途で選びます。手軽に画像として貼りたいときはPNG、拡大・縮小しても輪郭がぼやけないSVGはラベル印刷や資料への配置に向きます。ファイル名は入力値をもとに自動で付きます。印刷して実運用するときは、次の点に注意してください。

  • 左右の余白を十分に取る:クワイエットゾーンが狭いとスキャナが読めません。余白のつまみで確保します。
  • 小さくしすぎない:縮小しすぎると細いバーがつぶれ、読み取り率が下がります。
  • 白地に黒でコントラストを保つ:色付き背景やかすれた印刷は苦手です。
  • 本番前に実機テスト:実際に使うスキャナで、印刷物が読めるか必ず確認します。

入力が送信されないしくみとQ&A

バーコードの描画も画像の書き出しも、すべてお使いのブラウザ内で行われ、値や画像が外部サーバーに送られることはありません。社内の管理番号など外に出したくない情報でも安心して作成でき、オフラインでも使えます。JANはEAN-13と同じ規格なので「JAN / EAN-13」を選べば作れます。一方でQRコードは作れません——このツールは一次元バーコード専用で、QRコードが必要なときはQRコード作成・読み取りツールをご利用ください。規格に沿って生成していますが、実際に読めるかどうかは印刷サイズ・余白・印刷品質に左右されるため、本番前の実機確認をおすすめします。

「バーコード生成(JAN/EAN/Code128)」を使ってみる →

ほかの記事

Unicode正規化ガイド|NFC/NFD/NFKC/NFKDの違いと使い分け Base58/Base32/Base16変換の仕組みガイド|なぜ0OIlを除くのか cubic-bezierイージング入門|4つの数値と制御点の意味を図解 文字化けを直す仕組み|バイトに戻して再デコードする復元の考え方 ULIDとは何か|26文字で時系列ソートできるIDの仕組みと使い分け ISBN変換・チェックの使い方|10桁と13桁の相互変換とチェックデジットの仕組み

記事一覧をすべて見る →