そのパスワード大丈夫?強度を安全に確かめる無料チェッカー
公開日:2026年7月10日 対象ツール:パスワード強度チェッカー
「このパスワード、本当に安全なのだろうか」と不安に感じたことはありませんか。長さや文字の種類を何となく気にしていても、実際にどれくらい強いのかは分かりにくいものです。かといって、使っているパスワードをどこかのサイトに入力して調べるのは、送信されてしまわないか心配になります。
このツール「パスワード強度チェッカー」は、入力したパスワードの推測されにくさを、推定エントロピー・強度ランク・総当たり解読時間という3つの指標で見える化します。しかも入力値はどこにも送信されず、すべてお使いのブラウザの中だけで計算するため、実際に使っているパスワードでも安心してお試しいただけます。
このツールでできること
入力したパスワードについて、次の情報をその場で確認できます。
- 強度ランク:色付きメーターで「非常に弱い/弱い/普通/強い/非常に強い」の5段階を表示します。判定は推定エントロピーをもとに、28bits未満で「非常に弱い」、40bits未満で「弱い」、60bits未満で「普通」、80bits未満で「強い」、80bits以上で「非常に強い」としています。
- 推定エントロピー(bits):使用している文字種の数Nと長さLから「L × log2(N)」で概算します。文字種は小文字26・大文字26・数字10・記号32・空白1・全角や絵文字などの非ASCII約50を、含まれている種類だけ合算します。
- 推定解読時間:1秒あたり10の10乗回(100億回)の総当たり攻撃を仮定し、平均で全候補の半分を試す時間として概算します。強いものは「宇宙年齢の何倍」といった天文学的な値に、弱いものは「即座」と表示されます。
- 改善のヒント:足りない要素(長さや文字種)や、ありがちなパターンを指摘します。
使い方
- 入力欄に、チェックしたいパスワードや検討中の候補を入力します。1文字打つごとに強度ランク・エントロピー・解読時間が自動で更新されます。
- 色付きメーターで段階を、その下の数値で文字種の内訳・bits・解読時間の目安を確認します。
- 「表示」ボタンで入力中の文字を確認できます。改善のヒントに従ってその場で打ち直すと、強さの変化をすぐに試せます。
- 「結果をコピー」で判定結果(強度・bits・解読時間)をコピーできます。コピーされるテキストにパスワード本体は含まれません。
こんなときに便利
新しいパスワードを作るときや、今使っているものが安全か確かめたいときに役立ちます。強いパスワードを作るコツは、次のとおりです。
- とにかく長くする:長さがもっとも効きます。できれば12〜16文字以上を目指しましょう。
- 文字種を混ぜる:大文字・小文字・数字・記号を組み合わせると、同じ長さでもエントロピーが上がります。
- ありがちなパターンを避ける:辞書に載る単語(password など)、連続文字(abc・123)、同じ文字の繰り返し(aaaa)、キーボードの並び(qwerty・asdf)は当てやすいため、本ツールでも大きく減点されます。
なお、password を「P@ssw0rd!」のように記号や数字へ置き換えただけの表記は、攻撃側も想定済みで大きく強くはなりません。代わりに、無関係な単語を複数つないだ長いパスフレーズ(例:みかん・電車・青い月 のような組み合わせをローマ字化してつなぐ)にすると、覚えやすく強くできます。そして使い回さず、サービスごとに別々にすることが大切です。
よくある質問
入力したパスワードは送信されますか?
送信されません。すべてこのページのスクリプト内(ブラウザの中)だけで処理し、ネットワーク通信は一切行いません。漏えいデータベースとの照合のような外部への問い合わせもしません。コピーする結果にもパスワード本体は含まれないため、実際に使っているパスワードでも安心してお試しいただけます。
強い判定が出れば絶対に安全ですか?
いいえ。本ツールは辞書語・連続・繰り返し・キーボード列といったパターンを検出して減点しますが、簡易的な判定のため見落としや過小評価があり得ます。また、名前や誕生日など個人情報に由来する弱さは判定できません。判定はあくまで目安とし、可能であれば二段階認証も併せてご利用ください。
エントロピー(bits)とは何ですか?
パスワードの推測されにくさを表す指標です。bitsが1増えるごとに候補の数が約2倍になり、解読の手間が指数的に増えていきます。本ツールでは、およそ60bits以上を「強い」、80bits以上を「非常に強い」の帯として扱っています。
強いパスワードは、情報を守るための土台です。このツールで手元のパスワードを気軽に確かめ、必要ならより強いものへ更新して、大切なアカウントを守っていきましょう。