72の法則の使い方|資産が2倍になる年数を年利からすばやく概算する
公開日:2026年8月3日 対象ツール:72の法則(資産が2倍になる年数)
「72の法則」は、複利で運用したお金が2倍になるまでのおおよその年数を暗算で求められる経験則です。72 ÷ 年利(%)を計算するだけで倍増までの年数の目安が分かり、年利6%なら72÷6=12年、年利3%なら72÷3=24年、といった具合に投資や貯蓄のスピード感を直感的につかめます。このツールは年利を入れるだけでこの計算を自動で行い、精密な値や3倍・4倍になる年数の目安、必要年利の逆算までまとめて表示します。
このツールでできること
- 年利から2倍年数:想定する年利を入れると、72 ÷ 年利で資産が2倍になるおよその年数を計算します。
- 年数から年利の逆算:「◯年で2倍にしたい」という目標年数から、必要な年利を72 ÷ 年数で求めます。
- 精密な値・3倍・4倍:複利で2倍になる本来の値はln(2)×100≒69.3で、この69.3の法則による精密な年数、3倍になる115の法則、2倍を2回繰り返す4倍の目安も内訳に表示します。
使い方
- 「年利から年数」タブで、想定する年利(利回り)を%で入力します。例として年利6%と入れます。
- 『資産が2倍になる年数』が自動で計算されます(72 ÷ 年利 = およその年数)。
- 内訳で、ln2基準の精密な2倍年数(69.3の法則)、3倍になる年数(115の法則)、4倍になる年数の目安を確認します。
- 逆算したいときは「年数から年利(逆算)」タブに切り替え、目標年数を入れると必要な年利が出ます。
- 「結果をコピー」で計算結果を控えられます。
こんなときに便利
利回りの違いが将来どれくらいの差になるかを比べたいとき、2倍までの年数で見ると効き方がはっきりします。利回りが2倍になれば2倍までの年数はおよそ半分になる、という複利の性質を数字で確認できます。年利4%と8%のどちらで運用するかで、2倍になるまでが18年と9年に分かれる、といった差もひと目で比べられます。
同じ72の法則は、年利のかわりにインフレ率を入れると「お金の価値が半分になるまでの年数」の見積もりにも使えます。インフレ率3%が続くなら72÷3=約24年で購買力が半減する、という具合です。
よくある質問
なぜ「72」で割るのですか
複利で2倍になる正確な年数はln(2)をもとに求められ、ln(2)×100≒69.3が本来の値に近い数字です。ただし69は約数が少なく暗算しにくいため、2・3・4・6・8・9・12などで割り切れる組み合わせが多く、年利6〜10%あたりで実際の値によく合う72が広く使われています。
3倍・4倍になる年数も分かりますか
分かります。3倍は115の法則で115 ÷ 年利、4倍は2倍を2回繰り返すことなので2倍年数の2倍が目安です。どちらもこのツールの内訳に表示されます。
この計算どおりに資産は増えますか
いいえ。72の法則は毎年一定の利回りで複利運用できたと仮定したおおよその概算で、実際の投資には価格変動があり、手数料や税金も差し引かれます。将来の運用成果を保証するものではないので、あくまでスピード感をつかむ目安としてご利用ください。
年利や年数を入れ替えながら、複利で資産が育つ感覚をつかむのにこのツールが役立ちます。まずは気になる利回りを入れて、2倍までの距離を確かめてみてください。