🔧 六角レンチ・スパナのサイズ早見

ボルトの呼び径(M3〜M24)を選ぶと、六角ボルト・ナットに合うスパナ・メガネ・ソケットの二面幅と、六角穴付きボルトに合う六角レンチのサイズを表示します。JIS本体(ISO準拠)と附属書(いわゆる旧JIS)で二面幅が違うサイズは両方を併記。手元の工具サイズから合うボルトを調べる逆引きもできます。

入力

調べ方

M6・M8 のように、ねじの外径(mm)で表した呼び径を選びます。並目・細目にかかわらず二面幅は同じです。

二面幅

—

ボルト・ナットと工具サイズの早見表(M3〜M24)

呼び径 スパナ・ソケット(二面幅) 六角レンチ(対辺)
JIS本体
(ISO)
旧JIS
(附属書)
小形
(旧JIS)
キャップ ボタン 皿

単位はmm(規格上の呼び寸法)。色付きの旧JIS欄は、JIS本体(ISO準拠)と値が違うサイズです(M10・M12・M14・M22)。 キャップ=六角穴付きボルト(JIS B 1176/ISO 4762)、ボタン=六角穴付きボタンボルト(ISO 7380)、皿=六角穴付き皿ボルト(ISO 10642)。 「—」はその規格に該当する呼び径が無いもの。※のM18・M22キャップはISO 4762に無い呼び径のため、DIN 912 等の流通品の一般的な値(参考)です。 表は横にスクロールできます。

解説

ボルトやナットを回すスパナ・メガネレンチ・ソケットのサイズは、六角の向かい合う平らな面どうしの距離=「二面幅(対辺)」で表します。ボルトの太さを表す呼び径(M8・M10 など)とは別の数字なので、「M10 のボルトに何ミリのスパナが合うか」は対応表を見ないと分かりません。本ツールは呼び径を選ぶだけで、六角ボルト・ナットの二面幅と、六角穴付きボルトに使う六角レンチのサイズをまとめて表示します。すべて端末内で表示し、外部への送信はありません。

注意したいのが、日本の六角ボルト・ナットには二面幅の違う2系統があることです。JIS B 1180(六角ボルト)・JIS B 1181(六角ナット)の本体は ISO に合わせた寸法で、M10 は 16mm、M12 は 18mm、M14 は 21mm、M22 は 34mm です。一方、同じ規格の附属書(いわゆる旧JIS)では M10 が 17mm、M12 が 19mm、M14 が 22mm、M22 が 32mm と定められています。附属書品は今も広く流通しているため、「M10 には 17mm」と覚えている人も多いはずです。本ツールではこの4サイズを両方併記し、早見表では色を付けて区別しています。それ以外の M3〜M8・M16・M18・M20・M24 は本体と附属書で同じ値です。

旧JIS の附属書には、通常品より一回り二面幅が小さい「小形六角ボルト・小形六角ナット」もあります(M8 で 12mm、M10 で 14mm、M12 で 17mm、M16 で 22mm など)。機械や設備のボルトで「M12 なのに 17mm のスパナが合う」という場合は小形品の可能性があります。同じ 17mm のスパナが M10(旧JIS)にも M12(小形)にも合うように、二面幅だけでは呼び径が1つに決まらないことがあるため、逆引きではすべての候補を表示します。

六角穴付きボルト(キャップスクリュー・キャップボルト)は、頭の六角穴に六角レンチ(L形レンチ)を差して回します。JIS B 1176(ISO 4762 準拠)の六角穴の対辺は、M3 が 2.5mm、M4 が 3mm、M5 が 4mm、M6 が 5mm、M8 が 6mm、M10 が 8mm、M12 が 10mm、M16 が 14mm、M20 が 17mm、M24 が 19mm です。頭の低いボタンボルト(ISO 7380)や皿ボルト(ISO 10642)はキャップより一回り小さいレンチを使い、たとえば M6 なら 4mm、M8 なら 5mm です。なお M18・M22 のキャップボルトは ISO 4762 に無い呼び径のため、表には DIN 912 などの流通品で一般的な値(14mm・17mm)を参考として載せています。

早見表の値は各規格に定められた呼び寸法です。実際の製品には許容差があり、フランジ付きボルト・高力ボルト(建築鉄骨用の F10T など。M20 で 32mm のように二面幅が大きい)・ホイールナット・メーカー独自品などは、この表と異なる寸法のものがあります。また二面幅は並目・細目のピッチの違いでは変わりませんが、インチ(ユニファイ)ねじは別体系です。目安として使い、合わない場合は実物を測るか、製品の仕様書を確認してください。

工具は、サイズがぴったり合っていないと六角の角をなめて(丸めて)しまいます。スパナより面で当たるメガネレンチ・ソケットのほうがなめにくく、固着したボルトには6角ソケットが向きます。ガタのある大きめの工具で無理に回したり、インチ工具で代用したりするのは避けましょう。隣の「ネジ・ボルトの下穴早見」と合わせて使えば、下穴径から締め付ける工具サイズまでをひと通り確認できます。

よくある質問

M10 のボルトには何ミリのスパナが合いますか?

JIS 本体(ISO 準拠)の六角ボルト・ナットなら 16mm、附属書(いわゆる旧JIS)品なら 17mm です。附属書品も広く流通しているため、手元のボルトがどちらかは実際に当てて確かめるのが確実です。なお旧JIS の小形六角ボルト・ナットの M10 は 14mm です。

旧JIS と新JIS(ISO)で二面幅が違うのはどのサイズですか?

M3〜M24 の範囲では M10(16/17mm)、M12(18/19mm)、M14(21/22mm)、M22(34/32mm)の4サイズです。前が JIS 本体(ISO 準拠)、後ろが附属書(旧JIS)の値で、M22 だけは旧JIS のほうが小さくなります。それ以外の M3〜M8・M16・M18・M20・M24 は同じ値です。

六角穴付きボルト(キャップボルト)の六角レンチのサイズは?

JIS B 1176(ISO 4762 準拠)では、M3=2.5mm、M4=3mm、M5=4mm、M6=5mm、M8=6mm、M10=8mm、M12=10mm、M14=12mm、M16=14mm、M20=17mm、M24=19mm です。M18・M22 は ISO 4762 に無い呼び径で、流通品(DIN 912 など)では 14mm・17mm が一般的です。

ボタンボルトや皿ボルトの六角レンチはキャップボルトと同じですか?

違います。頭が低いぶん六角穴も小さく、キャップボルトより一回り小さいレンチを使います。ボタンボルト(ISO 7380)・皿ボルト(ISO 10642)とも M3=2mm、M4=2.5mm、M5=3mm、M6=4mm、M8=5mm、M10=6mm、M12=8mm、M16=10mm です。逆引きで「六角レンチ 5mm」を選ぶと、M6 のキャップボルトと M8 のボタン・皿ボルトが候補に出ます。

工具のサイズから、合うボルトを調べられますか?

できます。「工具のサイズから逆引き」を選び、スパナ類か六角レンチかと、工具のサイズを選んでください。たとえばスパナ 17mm なら M10(旧JIS)と M12(小形)が候補として表示されます。二面幅だけでは呼び径が1つに決まらないことがあるため、該当するものをすべて一覧にしています。

細目ねじのボルトでも二面幅は同じですか?

同じ呼び径・同じ規格なら、並目でも細目でも二面幅は同じです。二面幅は頭やナットの大きさで決まり、ねじ山のピッチには左右されません。ただしインチ(ユニファイ)ねじはミリ規格と体系が違うため、この表は使えません。

表と実物のサイズが合わないのはなぜですか?

旧JIS の附属書品や小形品、フランジ付きボルト、建築鉄骨用の高力ボルト(F10T など)、自動車のホイールナット、メーカー独自の製品などは、二面幅が通常の六角ボルトと異なることがあります。表の値は規格上の呼び寸法なので、合わないときは隣のサイズの工具を試すか、ノギスで二面幅を測ってください。

メガネレンチやソケットでもサイズの見方は同じですか?

同じです。スパナ・メガネレンチ・ソケットはいずれも二面幅(mm)でサイズを表し、6角・12角のソケットも同じ数字のものが同じボルトに合います。固く締まったボルトは、角をなめにくい6角ソケットやメガネレンチで回すのがおすすめです。

入力した内容はサーバーに送られますか?

送られません。表示はすべてブラウザ内で完結し、選んだ内容はどこにも送信されません。一度開けばオフラインでも利用できます。