印鑑サイズの選び方|実印・銀行印・認印・法人印の直径(mm)目安と号数
公開日:2026年11月3日 更新日:2026年9月15日 運営:シルギア(アナライズギア株式会社) 対象ツール:印鑑サイズの早見
印鑑を作るとき、多くの人が最初に迷うのが「何ミリで作ればいいのか」です。実印・銀行印・認印、法人の代表者印や角印には、印章店でよく案内される一般的な直径(mm)の目安があります。ただしこれは決まりではなく、自治体・銀行・印章店で扱いが異なります。ここでは種類ごとの役割とサイズの慣習、伝統的な「号数」との対応を整理します。数値はあくまで目安で、最終的には登録先の規定を必ず確認してください。
個人の印鑑は3種類 — 実印・銀行印・認印
個人の印鑑は役割で大きく3つに分かれます。実印は市区町村に登録し、印鑑登録証明書と対にして使う最も重要な印で、不動産・自動車・公正証書などに用います。銀行印は金融機関の口座届出印、認印は登録のいらない日常の確認印です。役割が重いものほど大きめに、他人に容易に真似されにくいよう作るのが慣習です。目安の直径は、実印が男性15.0〜18.0mm・女性13.5〜15.0mm、銀行印が男性13.5〜15.0mm・女性12.0〜13.5mm、認印が10.5〜12.0mmとされることが多く、いずれも幅のある「範囲」で示される点に注意してください。
法人の印鑑 — 代表者印・銀行印・角印・認印
会社では4種類を使い分けます。代表者印(丸印)は登記所に届け出る会社実印で、外径18.0mmの二重枠(外側に会社名、内側に「代表取締役印」等を彫る天丸)が定番です。法人銀行印はそれより一回り小さい16.5〜18.0mm、角印(社印)は請求書や納品書に押す正方形の印で一辺21.0〜24.0mmが目安、法人認印は10.5〜13.5mm程度の小さめが一般的です。角印だけは丸い印と違い「直径」ではなく一辺の長さで表す点を押さえておくと、注文時に迷いません。
用途でサイズを分ける理由
複数の印を同じ大きさで作ると、押すときに取り違えやすくなります。そこで実印を最も大きく、銀行印を一回り小さく、認印をさらに小さく、と直径を段階的に変えるのが広く使われる考え方です。こうしておくと、印箱から手に取った瞬間に大きさで見分けられ、重要書類に認印を押してしまうといった事故を防げます。男女で目安を分ける店が多いのも慣習で、一般に男性はやや大きめ、女性はやや小さめが好まれる傾向がありますが、性別に関わらず好みや手の大きさで選んで構いません。ツールで「こだわらない」を選ぶと、男女を合わせた範囲(実印なら13.5〜18.0mm)が表示されます。
号数(分・厘)と直径(mm)の対応
印鑑の直径は、伝統的な尺貫法の「号数(分・厘)」でも表されます。基準は一分(いちぶ)≈ 3.03mmで、号数に3.03を掛けるとおおよその直径が出ます。たとえば五分は 5×3.03=15.15 で約15.0mm、六分は 6×3.03=18.18 で約18.0mmと換算できます。よく使う対応は、三分五厘=10.5mm/四分=12.0mm/四分五厘=13.5mm/五分=15.0mm/五分五厘=16.5mm/六分=18.0mm/七分=21.0mm/八分=24.0mmです。「実印は五分から六分で」といった店頭の案内も、この換算を知っていれば15.0〜18.0mmのことだと読み替えられます。ツールでは選んだ用途の直径帯に対応する号数を自動で併記します。
実印登録のよくある規定
実印として登録するには、自治体ごとの規定を満たす必要があります。多くの自治体では「印影が一辺(または直径)8mmを超え、25mm以内の正方形に収まること」を条件とし、加えてゴム印など変形しやすい素材、印影が不鮮明なもの、既製の大量生産品などは登録できないとされます。目安サイズ(実印13.5〜18.0mm)はこの範囲に収まりますが、8mm以下や25mm超は登録できない点に注意してください。ただし細かな条件は自治体・金融機関・印章店で異なり、断定はできません。掲載の数値はあくまで一般的な目安であって規定そのものではないため、作成・登録の前には市区町村役場や取引金融機関の最新の規定を必ず確認してください。
このツールの使い方と注意
使い方はシンプルです。まず「用途」から個人(実印・銀行印・認印)または法人(代表者印・銀行印・角印・認印)を選びます。個人の実印・銀行印では「使う人」で男性・女性・こだわらないを選ぶと、その目安の直径(mm)が表示されます(他の用途は男女で変わりません)。結果には対応する号数や用途ごとのメモも並び、「目安をコピー」でまとめて書き出せます。下の早見表で全用途を、対応表で号数と直径の関係を一覧できます。処理はすべて端末内で行われ、選んだ内容が外部に送信されることはありません。繰り返しになりますが、表示は一般的な目安です。サイズの規定や慣習は登録先で異なるため、迷ったら早めに印章店や役所・金融機関に相談して決めるのが、いちばん確実です。