排卵日・次回生理日の予測ツールの使い方|前回の生理開始日と周期から「周期−14日」で目安を計算
公開日:2026年7月29日 更新日:2026年8月30日 運営:シルギア(Analyzegear, Inc.) 対象ツール:生理・排卵日予測
「次の生理はいつ来るのか」「妊娠しやすい時期の目安を知っておきたい」——そんなときに役立つのが、シルギアの生理・排卵日予測ツールです。前回の生理開始日と生理周期を入力するだけで、次回の生理開始予定日・排卵日の目安・妊娠しやすい時期の目安を自動で計算します。計算はオギノ式と呼ばれる考え方にもとづく統計的な目安で、医学的な診断や助言ではありません。この記事では、計算の仕組み・具体的な数値例・個人差の大きさ・基礎体温との併用まで、正しく使うためのポイントをまとめます。
このツールで計算できること
入力は3つだけです。前回の生理開始日、生理周期(日数)、予測する回数を入れると、入力と同時に次の項目が表示されます。
- 次回の生理開始予定日:前回の生理開始日に生理周期を足した日。周期を足しながら次々回以降も一覧で表示します。
- 排卵日の目安:次回の生理開始予定日から14日前の日。
- 妊娠しやすい時期の目安:排卵日の約5日前から排卵日の翌日までの範囲。
結果は「結果をコピー」で控えられるほか、「カレンダーに追加(.ics)」でカレンダーアプリにも取り込めます。いずれも目安であり、その日に必ず起こるという意味ではありません。
なぜ「周期−14日」で排卵日を求めるのか
生理周期は「前回の生理が始まった日から次の生理が始まる前日まで」の日数で、卵胞が育つ前半(卵胞期)と、排卵後に次の生理までの後半(黄体期)に分かれます。このうち黄体期は、多くの人でおおむね14日前後と変動が小さいことが知られています。周期の長い・短いはおもに前半の長さの違いで生じるため、周期の終わり(=次回の生理予定日)から14日さかのぼると排卵日を推定しやすい、というのがこのツールの考え方です。
言い換えると、排卵はおおよそ「周期の日数−14日」だけ生理開始から経過したころに起こる目安になります。28日周期なら開始から14日後、周期が短い人はより早く、長い人はより遅くにずれます。妊娠しやすい時期を排卵日の5日前からとするのは、精子が体内で最大5日ほど、排卵された卵子が約1日、受精できるとされることを踏まえた一般的な範囲です。
使い方の手順
- 前回の生理開始日に、直近で生理が始まった日を入力します。
- 生理周期に、前回開始から今回開始までの日数を入力します。わからなければ既定の28日のままでも概算できます(一般に25〜38日程度が正常の目安)。
- 予測する回数で、次回以降を何回ぶん表示するかを選びます。
- 自動計算された予定日・排卵日・妊娠しやすい時期を確認し、必要なら控えます。
具体的な数値例で確かめる
実際に計算すると次のようになります(周期による違いに注目してください)。
- 前回7月1日・周期28日:次回の生理は7月29日、排卵日の目安は14日前の7月15日、妊娠しやすい時期は7月10日〜7月16日ごろ。排卵は生理開始から14日後です。
- 前回7月1日・周期24日(短め):次回は7月25日、排卵日の目安は7月11日、妊娠しやすい時期は7月6日〜7月12日ごろ。排卵は開始から10日後と早まります。
- 前回7月1日・周期32日(長め):次回は8月2日、排卵日の目安は7月19日、妊娠しやすい時期は7月14日〜7月20日ごろ。排卵は開始から18日後と遅くなります。
このように、黄体期の14日は共通でも、周期が変われば排卵日は前後します。自分の周期がわかっている人は既定の28日ではなく実際の日数を入れると、目安の精度が上がります。
個人差・周期の乱れ・基礎体温との併用
この計算は「周期が毎回一定」という前提の単純計算です。実際の排卵や生理のタイミングは、体調・ストレス・睡眠不足・生活リズムの変化・年齢などで簡単に前後します。特に周期が毎回大きく変わる月経不順の場合は、予測が当たりにくくなります。数日程度のずれは起こりうるものと考えてください。
精度を上げたいときは、計算だけに頼らず記録との併用がおすすめです。基礎体温は、排卵を境に低温期から高温期へ移ることが多く、実測で排卵の傾向をつかむ手がかりになります。ほかに排卵検査薬、おりものの変化、数周期ぶんの生理開始日の記録なども併せて見ると、自分の周期のクセが把握しやすくなります。それでも、これらはあくまで自己観察の目安です。
あくまで目安として使ってください(健康・妊娠に関する注意)
妊娠・避妊・不妊は、生活や体に関わる重要なテーマ(YMYL)です。本ツールの計算は統計的な目安にすぎず、医学的な診断・助言ではありません。次の点に特に注意してください。
- 避妊には使えません。排卵日は簡単に前後するため、「妊娠しやすい時期」を避ければ避妊できると考えるのは危険です。確実な避妊が必要な場合は、コンドームや低用量ピルなど適切な方法を医療機関に相談してください。
- 妊活の可否を保証しません。表示した時期に必ず妊娠するわけでも、時期外なら妊娠しないわけでもありません。
- 生理が大きく遅れる、周期の乱れが続く、妊娠の可能性がある、痛みや不正出血など気になる症状があるなど、妊娠・避妊・不妊の判断や不安は、自己判断せず必ず産婦人科医など専門家に相談してください。
このツールは、あくまで予定を立てる際の参考や、体の周期を意識するきっかけとしてお使いください。