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QRコードの作り方と読み取れる設定|サイズ・余白・誤り訂正レベルの目安

公開日:2026年7月11日 更新日:2026年9月2日 運営:シルギア(Analyzegear, Inc.) 対象ツール:QRコード生成

QRコードは、白黒の小さな正方形(モジュール)の並びで情報を表す二次元コードです。スマートフォンのカメラをかざすだけで読み取れるため、紙の掲示物からWebページへ誘導する手段として広く使われています。「作れたのに現場で読めない」という失敗の多くは、コードの中身ではなくサイズ・余白・コントラストといった“使い方”側に原因があります。このツールは入力した内容をその場でコード化し、PNG・SVGで保存できます。生成はすべてブラウザ内で完結し、入力内容が外部へ送信されることはありません。なお「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

QRコードは何に使える?

  • URLへの誘導:Webサイト・申込フォーム・SNSプロフィールなど、紙からオンラインへつなぐ定番の用途です。
  • 連絡先や短いテキスト:名前・電話・メールや、合言葉・メモのような短い文字列をそのままコード化できます。
  • 店頭掲示:メニューやWi‑Fi案内、決済ページのURLを掲示して、待ち時間や接触を減らせます。

入れる情報が多いほどコードは複雑(モジュール数が多い)になります。データ量に応じて最小の型番(バージョン)が自動で選ばれるので、サイズ指定の知識は不要です。ただしデータが大きすぎてどの型番にも収まらないときは「この内容はQRコードに収まりません」と表示されます。その場合は文字数を減らすか、長いURLを短縮URLに置き換えてください。

誤り訂正レベル L/M/Q/H の使い分け

QRコードには、一部が汚れても復元できる誤り訂正が組み込まれています。復元できるおおよその割合はL=約7%、M=約15%、Q=約25%、H=約30%。レベルを上げるほど傷に強くなりますが、同じ内容でもモジュールが増えて密になり、その分小さく印刷したときに読み取りづらくなります。

  • L/M:画面表示やきれいな紙面など、汚れにくい場面向け。コードを単純に保てます(本ツールの初期値はM)。
  • Q/H:屋外掲示・ラベル・箱など傷や汚れが付きやすい場面向け。中央にロゴを重ねるなら、隠れる分を見越してHが安全です。

まず初期値のMで試し、読み取りにくければQ・Hへ、コードを単純にしたければLへ、と実際の読み取りを見ながら調整するのが確実です。

PNGとSVG、どちらで保存する?

このツールはPNGとSVGの両方で保存できます。用途で使い分けてください。

  • SVG:図形の数式で表すベクター画像で、どれだけ拡大しても輪郭がぼやけません。名刺からポスター・横断幕まで、同じ1ファイルを使い回せます。印刷入稿やデザインソフトへの配置に向きます。
  • PNG:一般的な画像として扱え、保存サイズを小(約256px)・中(約512px)・大(約1024px)・特大(約2048px)から選べます。SNS投稿やスライド貼り込みなど、そのまま画像として使いたいときに便利です。

PNGのサイズが「約」となっているのは、1モジュールを整数ピクセルに割り付ける都合で、実際の一辺が指定値をわずかに下回るためです。たとえば25×25モジュールのコード(四辺に4モジュール分の余白を足して33マス)で「中(約512px)」を選ぶと、1マス=512÷33の整数部で15px、実寸は33×15=495pxになります。同じコードで「特大(約2048px)」なら1マス62pxで2046pxです。掲示サイズが決まっているなら、必要な解像度より一段大きめを選ぶと安心です。

印刷サイズと読み取り距離の目安

読み取りやすさはサイズと距離のバランスで決まります。ざっくりした目安として、読み取り距離のおよそ10分の1がコードの一辺と考えると失敗しにくくなります。

  • 手に持つ名刺・チラシ(距離20〜30cm):一辺2〜3cm以上。
  • ポスターや棚(距離1〜2m):一辺10〜20cm以上。
  • 看板・横断幕(距離5m前後):一辺40〜50cm以上。

迷ったら大きめに。小さすぎるコードはピントが合わず、読み取り失敗の最大の原因になります。これらは一般的な目安で、実際の可否は端末のカメラ性能や明るさにも左右されるため、必ず本番と同じサイズ・距離で試し読みしてください。

余白・コントラスト・URLの長さ

  • 余白(クワイエットゾーン):コードの四辺には白い余白が必要です。本ツールはSVG・PNGとも自動でモジュール4個分の余白を付けて出力するので、掲示するときはこの余白を文字や画像で潰さないことが大切です。
  • コントラスト:背景は白、コードは黒など濃い色にします。明暗を反転させた「明るいコード×暗い背景」は読めない端末が多いので、色を付ける場合も濃いコード×薄い背景を守ってください(本ツールの出力は黒×白)。
  • URLは短く:入れる文字が少ないほど型番が小さく、モジュールが粗く(大きく)なって読み取りやすくなります。長いURLは短縮URLにしてから入力するのがおすすめです。

このツールでの作り方とありがちな失敗

  1. 入力欄にURLやテキストを入力(貼り付け)すると、その場でQRコードが表示されます。
  2. 用途に応じて誤り訂正レベル(L/M/Q/H、初期値M)を切り替えます。
  3. スマートフォンのカメラで読み取り、リンク先が正しく開くか確認します。
  4. PNGは保存サイズを選び「PNGで保存」、劣化なく使い回すなら「SVGで保存」を押します。

よくある失敗は、距離に対してコードが小さすぎる/中央に大きなロゴを載せて誤り訂正の許容を超えデータ部を隠す/薄い色同士や反転でコントラストが不足する/余白ぎりぎりまで文字を詰めて枠を認識できない、の4つです。まずは自分のサイトのURLで作り、実際に掲示するサイズで読み取れるかを確認してから印刷しましょう。QRコード自体に有効期限はありませんが、リンク先URLを変更・削除すると読み取ってもアクセスできなくなる点にご注意ください。

「QRコード生成」を使ってみる →

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