色の作り方(絵の具の混色)の使い方|作りたい色から混ぜ方がわかる
公開日:2026年8月8日 対象ツール:色の作り方(絵の具の混色)
「オレンジや肌色って、絵の具で何をどう混ぜれば作れるの?」と手が止まった経験はありませんか。狙いの色に近づけようと混ぜているうちに、いつの間にか濁った色になってしまうこともよくあります。色の作り方(絵の具の混色)は、作りたい色を選ぶだけで、赤・青・黄・白・黒の5つの基本色からの混ぜ方(割合の目安)とコツを表示してくれる、絵の具・塗料の混色ガイドです。
このツールでできること
- 作りたい色から混ぜ方がわかる:色見本をタップするだけで、その色を作るための混ぜ方・割合の目安・コツが表示されます。
- 5つの基本色から作る:赤・青・黄・白・黒という手持ちのパレットにありがちな5色を基準にしているので、特別な絵の具をそろえなくても始められます。
- 系統で絞り込める:基本の二次色・ピンク・赤系・青・水色系・緑系・茶・肌系・紫系・グレー・くすみ系など、系統ボタンで目当ての色を素早く探せます。
- レシピをコピーできる:混ぜ方とコツをコピーして、パレットの横に控えとして置いておけます。
使い方
- 「系統」ボタン(基本の二次色/ピンク・赤系/青・水色系/緑系/茶・肌系/紫系/グレー・くすみ系)で作りたい色を絞り込みます。
- 下のマス(色見本)から作りたい色をタップして選びます。
- 選んだ色の「混ぜ方(割合の目安)」と「コツ」が表示されます。材料チップの四角は使う基本色を表します。
- 白を足せば明るく・淡く、黒はごく少量ずつ足して暗くと、明るさ(明度)を調整します。
- 「レシピをコピー」で混ぜ方とコツを控えて、パレットの横に置いて使えます。
色の作り方の基本
絵の具や塗料の色は「減法混色」で作ります。絵の具の三原色は赤(マゼンタ寄りの赤)・青(シアン寄りの青)・黄で、混ぜれば混ぜるほど光を吸収して暗く・濁っていきます。これは、光を重ねるほど明るく白に近づく画面(RGB)の「加法混色」とはちょうど逆の性質です。だから絵の具では、明るい色ほど白を土台にし、暗い色ほど黒や補色を少しずつ足していくのが基本になります。
明るさ(明度)を調整する白と黒は、役割がまったく違います。白は明度を上げて淡く(パステル寄りに)する色で、量に対して変化がゆるやかなので多めに使えます。一方で黒はほんの少しでも一気に暗く・濁った色になるため、「ごく少量ずつ」が鉄則です。
きれいな色を作るコツは、いきなり狙いの色を目指さず「近い二次色を先に作ってから、白・黒・少量の色で寄せる」ことです。代表的な色の作り方の目安を挙げると、オレンジ=赤1:黄1、緑=青1:黄1、紫=赤1:青1が土台の二次色です。茶色はまずオレンジ(赤2:黄1くらい)を作り、そこへ青か黒をごく少量。肌色(ベージュ)は白8:黄1:赤1に青をごくわずか。灰色は白と黒を混ぜて作り、白を多めにすれば明るいグレーになります。濁らせないコツは、混ぜる色数を3〜4色までに抑えることと、補色(反対の色)を混ぜすぎないことです。色数が増えるほど、また補色を足すほど色は濁っていきます。
よくある質問
オレンジ・緑・紫の作り方は?
いずれも三原色(赤・青・黄)から作る二次色です。オレンジは赤1:黄1、緑は青1:黄1、紫は赤1:青1が基本の割合。黄を多めにすると明るく、青や赤を多めにすると深い色に寄ります。紫は濁りやすいので、白を少し足してトーンを整えると使いやすくなります。
肌色(ベージュ)はどう作りますか?
白を土台にするのがコツです。目安は白8:黄1:赤1で、そこへ青をごくわずか。白ベースに黄と赤を少しずつ足して肌の明るさを作り、青を耳かき一杯ほど入れると赤みが落ち着いて自然な肌色になります。濃くしたいときは黄と赤を、青白くしたいときは白を足して調整します。
茶色はどうやって作りますか?
まずオレンジ(赤2:黄1くらい)を作り、そこへ青か黒をごく少量足すと茶色になります。青を足すと澄んだ茶、黒を足すと素早く暗い茶になります。もっと濃いこげ茶にしたいときは赤3:黄2:青1に黒をごく少量。焦がしすぎ(黒の入れすぎ)に注意してください。
色を濁らせずきれいに作るコツは?
混ぜる色数を3〜4色までに抑えることが一番のコツです。色数が増えるほど濁ります。狙いの色は「近い二次色を先に作ってから白・黒・少量の色で寄せる」と澄んだまま近づけられます。暗くしたいときも黒を入れすぎず、補色や濃い色を少量使うと深みを保てます。少量ずつ足して目で確認しましょう。
絵の具の色とデジタル(画面)の色は同じですか?
違います。絵の具は混ぜるほど暗くなる「減法混色」、画面(RGB)は光を重ねるほど明るくなる「加法混色」で、三原色も仕組みも逆です。そのため画面で見た色が絵の具で完全に再現できるとは限りません。
本ツールが示す割合はあくまで目安です。仕上がりは絵の具の銘柄・顔料の強さ・水(またはメディウム)の量・下地の色によって変わるため、まずは少量で試し、目で見て寄せていくのが確実です。なお、扱うのは絵の具・塗料など「実際に混ぜる」色です。Webデザインやスライドなど画面上の配色を作りたいときは、色相・彩度・明度から配色を組み立てるカラーパレット生成や、HEX/RGBを相互変換するカラーコード変換など画面向けのツールを使い分けてください。