ハッシュ生成ツールの使い方 — SHA-1/256/384/512を無料でブラウザ計算
公開日:2026年7月21日 対象ツール:ハッシュ生成
ハッシュ関数は、入力データから固定長の要約値(ハッシュ値・ダイジェスト)を計算する仕組みです。同じ入力からは必ず同じ値が得られ、入力がたった1文字変わるだけで値が大きく変わります。ファイルやパスワードの「指紋」のように使えるため、改ざんチェックや同一性の確認に広く利用されています。
この「ハッシュ生成」ツールは、入力したテキストからSHA-1 / SHA-256 / SHA-384 / SHA-512の4種類のハッシュ値を、16進(小文字)で同時に計算します。計算はブラウザ標準のWeb Crypto APIで行われ、外部ライブラリを読み込まず、入力もサーバーへ送信しません。
このツールでできること
- テキストからSHA-1・SHA-256・SHA-384・SHA-512のハッシュ値を同時に生成できます。
- 入力すると各アルゴリズムの結果がリアルタイムで更新されます。
- 各行のボタンで、16進(小文字)のハッシュ値をワンクリックでコピーできます。
- 入力はUTF-8のバイト列として扱い、処理はすべてブラウザ内で完結します。
名前の数字は出力されるハッシュ値のビット長です。SHA-1は160ビットで16進40桁、SHA-256は64桁、SHA-384は96桁、SHA-512は128桁になり、入力の長さに関わらず桁数は一定です。なおMD5はブラウザ標準APIに含まれないため対象外です。
使い方
- 入力欄にテキストを入力、または貼り付けます。
- 入力と同時に、4種類のハッシュ値がそれぞれ計算・表示されます。
- テキストを差し替えれば、その場で各ハッシュ値が更新されます。
- 各行のコピーボタンで、必要なハッシュ値を取得します。
こんなときに便利
ダウンロードしたファイルの内容が、配布元が公開している値と一致するかを確かめる改ざんチェック(チェックサム)に使えます。配布側が示すハッシュと、手元で計算した値を突き合わせれば、通信途中で壊れたり差し替えられたりしていないかを判断できます。
ほかにも、2つの文字列がまったく同じ内容かを目視で比べにくい場合に、それぞれのハッシュ値を比較すれば同一性を素早く確認できます。設定値やAPIのシークレットなど、値そのものを見せずに一致だけを確かめたい場面にも向きます。
よくある質問
ハッシュ値から元のテキストに戻せますか?
戻せません。ハッシュは一方向の変換で、値から元データを復元することはできません。パスワードのような機密を「暗号化」して保管する用途とは異なる仕組みです。
入力したテキストはサーバーに送られますか?
送られません。計算はすべてブラウザ内のWeb Crypto APIで行われ、入力はどこにも送信されません。安心して機密性の高い文字列も試せます。
どのハッシュを使えばよいですか?
電子署名や改ざん検知などのセキュリティ用途にはSHA-256以上を推奨します。MD5やSHA-1は同じ値になる別データ(衝突)が見つかっており、安全性が必要な場面には向きません。
ブラウザだけで手早くハッシュ値を確認したいときに、ぜひ活用してください。ファイルの同一性チェックから開発時の値の突き合わせまで、身近な確認作業を軽くしてくれるツールです。