URLスラッグの付け方ガイド|良いURLの条件・日本語の扱い・変更時の注意
公開日:2026年7月27日 対象ツール:スラッグ生成(URL用文字列)
記事を公開する直前、URLの末尾をどう書くかで手が止まったことはありませんか。この末尾の文字列をスラッグと呼びます。たとえば「example.com/blog/url-slug-basics」の太字部分です。数字だけの自動URLでも表示はできますが、スラッグを意図して整えると、URLは読めて・共有しやすく・検索でも扱いやすい資産になります。この記事ではスラッグ設計の考え方を整理し、最後にシルギアのツールでの作り方をまとめます。
なぜスラッグが大事なのか
理由は大きく3つあります。1つ目は可読性。「/p?id=8842」より「/url-slug-basics」の方が、開く前に中身を推測できます。2つ目はSEO。URL中の単語は内容を表す手がかりの一つで、検索結果にもURLが表示されます。3つ目は共有時の見栄え。SNSやチャットに貼ったとき、意味の通る英数字のURLは信頼感があり、クリックされやすくなります。逆に長く記号だらけのURLは、それだけで敬遠されがちです。
良いスラッグの条件
- 短く、要点だけ:タイトル全文を入れる必要はありません。中心となる2〜4語に絞ると読みやすく、貼り付けても崩れません。
- 小文字で統一:サーバーによっては大文字小文字が別物として扱われ、事故の元になります。小文字にそろえるのが無難です。
- ハイフン区切り:単語の区切りはハイフン(-)が定番です。検索エンジンやCMSが語の境目として扱いやすいためです。プログラムの識別子など用途によってはアンダースコア(_)も使われます。
- 英数字と区切りだけ:スペースや記号、絵文字は避けます。英小文字・数字・区切り文字だけなら、どの環境でも安全に扱えます。
記号・空白・重複の扱い
スペースはそのままURLに使えず、放置すると%20のような表記に化けます。ハイフンへ置き換えましょう。「!」「&」「?」などの記号や全角文字は取り除くのが基本です。また、スラッグはサイト内で重複させないのが原則です。同じスラッグを別記事に付けると、CMSが末尾に番号を足したり、意図しないページを指したりします。似たテーマが続くときは「recipe-basics」「recipe-tips」のように語を足して区別します。
日本語タイトルはどうするか
日本語をそのままURLに入れることも技術的には可能ですが、おすすめしません。パーセントエンコードされて「%E3%81%82…」のような長い文字列になり、共有先で文字化けして見えることがあるからです。対処は2通り。読みをローマ字にする(「料理の基本」→「ryori-no-kihon」)か、内容を英訳する(→「cooking-basics」)です。検索での分かりやすさを重視するなら英訳、原題に忠実にしたいならローマ字が向きます。なお本ツールはローマ字化や翻訳は行わないため、日本語は先に英字へ直してから使ってください。
よくある失敗
- 長すぎる:タイトルを丸ごと入れて単語が10個以上並ぶと、読みにくく折り返しも汚くなります。要点だけに削りましょう。
- 公開後の安易な変更:一度公開したURLを変えると、旧URLへの被リンクや共有リンクが切れ、404になります。どうしても変える場合は、旧URLから新URLへのリダイレクト設定を必ず行ってください。
- 日本語のまま公開:見た目は問題なくても、コピー&ペーストで化けたり極端に長くなったりします。英数字化しておくのが安全です。
このツールでの作り方
- 「変換したいテキスト」に、記事タイトルなど元の文字列を貼り付けます。日本語の場合は、先にローマ字か英訳にしておきます。
- 「区切り文字」でハイフンかアンダースコアを選びます。記事URLなら通常はハイフンです。
- 入力と同時に、小文字化・区切りの統一・不要文字の除去・前後や連続した区切りの整理までが自動で行われます。
- できたスラッグを「スラッグをコピー」でCMSの設定欄に貼り付けます。長ければ、この段階で要点の2〜4語に手で削ると仕上がりが良くなります。
処理はすべてブラウザ内で完結し、入力内容が外部に送られることはありません。タイトルを貼るだけで一定のルールに沿ったスラッグが手に入るので、URL設計の下ごしらえにお使いください。