HTMLエンティティ変換の使い方|特殊文字のエスケープとデコードをブラウザ内で完結
公開日:2026年7月22日 対象ツール:HTMLエンティティ変換
HTMLでは、アンパサンドや不等号、引用符といった文字がタグや属性の区切りとして特別な意味を持ちます。これらをそのまま本文や属性値に書くと、ブラウザがタグの一部として解釈してしまい、表示が崩れたり意図しない挙動を招いたりします。
HTMLエンティティ変換は、こうした特殊文字を実体参照へ変換(エスケープ)したり、逆に実体参照や数値参照を元の文字へ戻したり(デコード)する作業を、ブラウザ内だけで完結して行えるツールです。入力はサーバーへ送信されません。
このツールでできること
- エンコード(エスケープ):アンパサンド・小なり記号・大なり記号・ダブルクォート・アポストロフィを、対応する実体参照へ変換します。アンパサンドを最初に処理するため、二重エスケープが起きません。
- 非ASCII文字の数値参照化:オプションを有効にすると、日本語や絵文字などASCII以外の文字も16進の数値文字参照へ変換します。
- デコード(復元):主要な名前付き実体と、10進・16進の数値文字参照の両方を元の文字へ戻します。
- 結果のコピー:変換結果をワンクリックでクリップボードに控えられます。
使い方
- 「エンコード(エスケープ)」か「デコード(復元)」のどちらかを選びます。
- エンコードでは、上のテキスト欄にHTMLへ埋め込みたい文字列を入力または貼り付けます。特殊文字が自動で実体参照に変換され、下の結果欄に表示されます。
- 非ASCII文字も数値参照にしたい場合は、チェックボックスをオンにします。
- デコードでは、実体参照や数値参照を含む文字列を入力すると、元の文字へ復元されます。
- 「結果をコピー」で変換結果を控えます。
こんなときに便利
ブログや技術ドキュメントでHTMLのコード例をそのまま「見せたい」ときに役立ちます。タグとして解釈させたくない記号をエスケープしておくと、ブラウザがタグと誤認せず、ソースコードがそのまま画面に表示されます。
逆に、実体参照や数値参照が混ざったテキストを受け取って読みづらいときは、デコードで元の文字へ戻せば内容を確認できます。10進で書かれていても16進で書かれていても、同じ文字へ復元されます。
よくある質問
エスケープは何のために行うのですか。
特殊文字をそのままHTMLに書くとタグや属性の区切りと誤認され、表示崩れや意図しない挙動を招きます。エスケープしておくと、その記号は「文字」として安全に扱われ、意図どおりに表示されます。ただしHTML本文・属性向けの基本処理なので、URLやJavaScriptなど別の文脈ではそれぞれ適切な処理が必要です。
入力した内容はどこかに送信されますか。
いいえ。すべての変換はお使いのブラウザ内のJavaScriptだけで行われ、入力テキストがサーバーへ送られることはありません。
デコードでHTMLが実行される心配はありませんか。
ありません。ブラウザのDOMを経由せず、対応表と正規表現による文字列置換だけで復元しているため、入力にスクリプトが含まれていても実行されません。
コード例の掲載や実体参照の確認など、HTMLまわりの地味だが避けて通れない作業を、安全にブラウザ内で片付けたいときにご活用ください。