YAML⇔JSON変換の使い方|設定ファイルをブラウザ内だけで相互変換する
公開日:2026年7月31日 対象ツール:YAML⇔JSON変換
YAMLとJSONは、表せる中身(マッピング・配列・文字列・数値・真偽値・null)がほぼ同じで、違うのは書き方です。人が読み書きする設定ファイルはYAML、プログラムやAPIがやり取りするデータはJSON、という使い分けが一般的で、その境目で「同じ内容を別の形式で見たい」場面がよく出てきます。YAML⇔JSON変換は、その2つをブラウザ内だけで相互変換するツールです。
このツールでできること
- YAML → JSON:インデントで表されたマッピングとネスト、ハイフンで始まるシーケンス、スカラー(引用符ありなしの文字列・数値・真偽値・nullやチルダ)、行コメントを解釈してJSONに変換します。
- JSON → YAML:JSONを解析し、インデント2スペースのYAMLとして出力します。数値や真偽値に見えてしまう文字列、コロンや記号を含む文字列などは自動で引用符を付け、読み直したときに意味が変わらないようにします。
- 行番号付きのエラー表示:解釈できない入力は、何行目の何が問題かを日本語で知らせます。
使い方
- 「変換方向」でYAML → JSONかJSON → YAMLを選びます。
- 入力欄にデータを貼り付けます。入力と同時に自動変換されます。
- 見本が欲しいときは「サンプルを入れる」を押すと、選んだ方向のサンプルが入ります。
- 結果欄を確認し、エラーが出たら指摘された行を直します。
- 「結果をコピー」でコピー、「クリア」で入力をリセットできます。
こんなときに便利
設定ファイルやCI/CDの定義を書いていて構造に自信が持てないとき、いったんJSONに変換すると階層関係がはっきり見えます。逆に、APIのレスポンスや手元のJSONを設定ファイルへ移したいときは、JSON → YAMLで下書きを作れます。
型の確認にも使えます。引用符を付けずに書いた値は数値や真偽値として解釈されるため、文字列のつもりだったものが別の型になっていないかを、変換後のJSONで確かめられます。
よくある質問
どこまでのYAML記法に対応していますか
マッピングとネスト、シーケンス、スカラー、行コメント、中身が空の配列・空のオブジェクトに対応しています。実務の設定ファイルの多くはこの範囲で変換できます。
対応していない記法はありますか
あります。アンカーとエイリアス、複数行ブロック、要素を含むフロー記法、複数ドキュメントの区切り、タグには対応していません。実用的なサブセットに絞った簡易パーサのためです。これらが含まれる場合は黙って壊れた結果を返さず、該当行を指摘してエラーを表示します。厳密な処理が必要なときは専用のYAMLライブラリを併用してください。インデントにタブ文字は使えない点にも注意してください。
入力したデータは送信されますか
いいえ。変換はすべてブラウザ内のJavaScriptで完結し、入力がサーバーに送信されることはありません。社外に出せない設定ファイルでも安心して貼り付けられます。
設定ファイルの構造や型をさっと確かめたいとき、対応範囲を正直に示すこのツールが役立ちます。ブラウザだけで完結するので、その場で気軽に試してみてください。