🧑⚕️ 体表面積(BSA)計算
身長(cm)と体重(kg)から体表面積(BSA, m²)を計算します。デュボア(DuBois)・モステラー(Mosteller)・ヘイコック・ゲハン=ジョージの4つの計算式を並べて表示し、平均値も示します。抗がん剤などの投与量算出でよく使われる指標ですが、本ツールの結果は目安であり、実際の投薬・治療は必ず医師・薬剤師の判断を優先してください。
入力
平均の体表面積(4式の平均)
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使っている計算式
身長は cm、体重は kg を代入します。式によって最も精度が高いとされる対象(成人・小児など)が異なります。
ご利用上の注意
- 体表面積(BSA)は薬用量などを見積もるための目安であり、診断・治療方針を決めるものではありません。
- 実際の投薬量・投与計算・治療は、必ず医師・薬剤師が患者の状態を踏まえて判断します。本ツールの数値をそのまま用いないでください。
- 採用する計算式や身長・体重の測定条件(実測体重/理想体重など)は、施設や場面によって異なります。
- 気になる症状や体調の不安がある場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。
解説
体表面積(BSA: Body Surface Area)は、体の表面全体の面積を平方メートル(m²)で表した指標です。体重や身長そのものよりも代謝量や循環血液量、腎機能などと相関しやすいとされ、特に抗がん剤をはじめとする一部の薬剤では「1m²あたり何mg」という形で投与量を見積もる基準に使われてきました。本ツールは、身長と体重を入力すると、代表的な4つの推定式で体表面積を同時に計算し、その平均もあわせて表示します。すべての計算はお使いの端末(ブラウザ)内で完結し、入力した身長・体重がどこかに送信されることはありません。
収録している式は、デュボア(DuBois & DuBois, 1916)、モステラー(Mosteller, 1987)、ヘイコック(Haycock, 1978)、ゲハン=ジョージ(Gehan & George, 1970)の4種類です。デュボアは古くから薬用量計算の基準として使われてきた古典的な式、モステラーは平方根だけで計算でき臨床現場で広く用いられる簡便な式です。ヘイコックとゲハン=ジョージは新生児・小児を含む幅広い体格の実測データから導かれており、体格が標準から外れる場合でも比較的安定するとされます。式が違えば結果もわずかに異なるため、複数式を並べて眺められるようにしています。
計算例として、身長170cm・体重65kgの場合、モステラー式では √(170×65÷3600) = √3.069 ≒ 1.75m²、デュボア式では 0.007184×170^0.725×65^0.425 ≒ 1.75m² となり、4式ともおおむね1.75〜1.76m²の範囲に収まります。一般に成人の体表面積は1.5〜2.0m²程度が目安です。極端な数値になったときは、身長のcmと体重のkgを取り違えていないか、単位を確認してみてください。
重要な注意として、体表面積はあくまで薬用量などを見積もるための「目安」であり、診断や治療方針そのものを決めるものではありません。同じ人でも、実測体重を使うか理想体重を使うか、どの推定式を採用するかは施設や薬剤、患者の状態によって変わります。実際の投薬量・投与計算・治療は、必ず医師・薬剤師が個々の状況を踏まえて判断します。本ツールの数値を自己判断で治療や服薬量の変更に用いないでください。体調や治療について不安がある場合は、医療機関に相談することをおすすめします。
よくある質問
体表面積(BSA)は何に使うのですか?
体の表面積を表す指標で、代謝量や循環血液量などと相関しやすいとされます。特に抗がん剤など一部の薬剤で『体表面積1m²あたり何mg』という形で投与量を見積もる基準に使われます。ただし本ツールの値は目安であり、実際の投薬は医師・薬剤師が判断します。
なぜ複数の計算式があるのですか?どれを使えばよい?
体表面積は直接測るのが難しいため、身長と体重から推定する式が複数提案されてきました。デュボアやモステラーは成人でよく使われ、ヘイコックやゲハン=ジョージは小児を含む幅広い体格に対応します。目的や対象、施設の慣習によって採用される式が異なるため、本ツールでは4式を併記しています。
モステラー式とはどんな式ですか?
BSA(m²) = √(身長cm × 体重kg ÷ 3600) というシンプルな式です。平方根だけで計算できるため臨床でよく使われます。例えば身長170cm・体重65kgなら √(170×65÷3600) = √3.069 ≒ 1.75m² となります。
デュボア式とはどんな式ですか?
BSA(m²) = 0.007184 × 身長cm^0.725 × 体重kg^0.425 という式で、1916年に発表された古典的な推定式です。長く薬用量計算の基準として用いられてきました。身長170cm・体重65kgでは約1.75m²になります。
平均値をそのまま薬の量の計算に使ってよいですか?
いいえ。平均は複数式を見比べるための参考値です。実際の投与量計算では、どの式を使うか、実測体重か理想体重か、患者の状態はどうかなどを医療従事者が総合的に判断します。自己判断で服薬量を決めたり変更したりしないでください。
身長や体重はどんな単位で入力しますか?
身長はセンチメートル(cm)、体重はキログラム(kg)で入力してください。すべての式はこの単位を前提に計算します。結果が極端な値になるときは、cmとmや、kgとg・lbなど単位の取り違えがないか確認してください。
入力した身長・体重は保存や送信されますか?
外部への送信は一切ありません。計算はすべてブラウザ内で行われます。次回の入力の手間を省くため、直近の入力値のみお使いの端末内に保存しますが、この情報が外部に出ることはなく、ブラウザのデータを消去すれば削除されます。
子どもの体表面積も計算できますか?
計算自体は可能で、ヘイコックやゲハン=ジョージの式は小児のデータも含めて作られています。ただし小児の薬用量は体表面積だけでなく年齢・体重・薬剤ごとの基準が細かく関わるため、必ず小児科医や薬剤師の指示に従ってください。本ツールの数値は目安にとどめてください。