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自動車の維持費はいくら?税金・保険・車検・ガソリン代の年間目安を計算

公開日:2026年7月19日 更新日:2026年8月30日 運営:シルギア(Analyzegear, Inc.) 対象ツール:自動車の維持費

クルマを持つと、毎年の自動車税やガソリン代、任意保険、2年ごとの車検など、性質の違う費用が重なります。1つずつは把握していても、1年間の合計と月あたりの金額は意外とつかみにくいものです。この「自動車の維持費」ツールは、排気量・年間走行距離・燃費・各種費用を入力するだけで、合算した年間維持費の目安と月あたりの金額を自動で計算します。金額は目安であり、車種・年式・地域・使い方によって大きく変わる前提で読んでください。

自動車の維持費は「6つの費目」の合計

このツールは、維持費を次の6つに分けて合算します。それぞれが「毎年の固定費」「走った分だけ増える変動費」「2年ごとにかかる費用」のどれに当たるかで見ると分かりやすくなります。

  • 自動車税(種別割):毎年かかる固定費。排気量の区分で年額が決まります。
  • ガソリン代:走行距離・燃費・単価で変わる変動費。
  • 任意保険:毎年の固定費。年齢・等級・補償内容で幅があります。
  • 駐車場代:毎月の固定費。自宅にあれば0、都市部では月1〜3万円台も。
  • 車検関連:2年ごとにまとまってかかる費用(重量税・自賠責・整備の基本費用)。
  • その他:消耗品や見込みの修理費など。

この「毎年」「走行分」「2年ごと」を1年あたりにそろえて足すのが計算の肝です。

それぞれの費目の目安と決まり方

自動車税は、2019年10月以降に新規登録した自家用乗用車の新税率で、軽自動車が年10,800円、1,000cc超〜1,500ccで年30,500円、1,500cc超〜2,000ccで年36,000円と、排気量が大きいほど高くなります。ガソリン代は「年間走行距離 ÷ 燃費 × ガソリン単価」で求め、走るほど、燃費が悪いほど、単価が高いほど増えます。電気自動車やハイブリッド車では燃費や単価を実態に合わせて調整します。

車検関連は、自動車重量税(2年分)・自賠責保険(24ヶ月)・点検整備などの基本費用の合計です。重量税はエコカー減税対象外・13年未満なら0.5トンごとに2年8,200円(〜1.5トンで2年24,600円)、自賠責は自家用乗用車の24ヶ月で17,650円が目安です(2025年時点)。

2年ごとの費用を「月割り」で見る

車検は2年に1度なので、そのままだと年ごとの負担が凸凹します。このツールは車検関連の合計を2で割って年額に換算し、全費目の合計を12で割って月あたりを求めます。

コンパクトカーで計算します。条件は、1,000cc超〜1,500cc(自動車税30,500円)、車両重量〜1.5トン、年間10,000km・燃費15km/L・ガソリン175円/L、任意保険60,000円、駐車場なし、車検の基本費用60,000円/2年です。

  1. ガソリン代 = 10,000 ÷ 15 × 175 = 約116,667円
  2. 車検関連の年割 =(重量税24,600+自賠責17,650+基本60,000)÷ 2 = 51,125円
  3. 年間合計 = 30,500+116,667+60,000+51,125 = 約258,292円
  4. 月あたり = 258,292 ÷ 12 = 約21,524円

年額の合計を12で割れば、毎月の家計予算に組み込めます。

軽自動車と普通車では、どのくらい違う?

費目の構造は同じでも、税額・保険料・燃費が違うため合計は大きく変わります。同じ計算方法で2例を見ます。

軽自動車の例:自動車税10,800円、車両重量〜1.0トン、年間8,000km・燃費20km/L・175円/L、任意保険45,000円、駐車場なし、車検基本50,000円/2年。ガソリン代 = 8,000 ÷ 20 × 175 = 70,000円、車検年割 =(16,400+17,650+50,000)÷ 2 = 42,025円。合計は 10,800+70,000+45,000+42,025 = 約167,825円(月あたり約13,985円)。

ミニバンの例:自動車税43,500円(2,000cc超〜2,500cc)、車両重量〜2.0トン、年間12,000km・燃費10km/L・175円/L、任意保険80,000円、駐車場15,000円/月、車検基本80,000円/2年。ガソリン代 = 12,000 ÷ 10 × 175 = 210,000円、車検年割 =(32,800+17,650+80,000)÷ 2 = 65,225円、駐車場 = 15,000 × 12 = 180,000円。合計は 43,500+210,000+80,000+180,000+65,225 = 約578,725円(月あたり約48,227円)。

軽自動車とミニバンで、年40万円以上の差になりました。差の多くはガソリン代(燃費と走行距離)と駐車場代から生まれます。使い方と保管環境も維持費を大きく左右します。

使い方と、見落としやすい費用

入力は、排気量の区分を選び、走行距離・燃費・単価、任意保険(年)、駐車場(月)、車両重量の区分、車検の基本費用(2年)を入れるだけで、値を変えるたびに即座に再計算されます。より実態に近づけるには、次を「その他(年)」に足すと精度が上がります。

  • タイヤ・バッテリー・エンジンオイルなどの消耗品(年1〜数万円)
  • 高速道路料金・洗車・コーティング
  • ローンの金利分、見込まれる故障・事故の修理費

逆に、駐車場が自宅にある、走行距離が少ない、燃費の良い車を選ぶといった条件では維持費を抑えられます。買い替えの検討では、車両価格だけでなく年間維持費まで含めて比べましょう。

数字はあくまで目安(お金の注意)

維持費は家計に直結するお金です。このツールの税額は2025年時点の標準的な値(新車登録から13年未満・エコカー減税対象外の自家用乗用車)を前提にしています。登録から13年・18年を超えると重量税が重くなり、エコカー減税の対象車なら軽くなります。軽自動車は重量税の体系が異なる点にも注意してください。

任意保険料は年齢・等級・補償内容で数万〜十数万円と開き、ガソリン単価や駐車場代は地域差が大きい項目です。表示金額はあくまで概算の目安と考え、実際の税額・保険料・車検費用は、車検証・保険会社・販売店や、税については税務署・自治体などの最新の公的情報でご確認ください。判断に迷う場合は、税理士など専門家に相談することをおすすめします。

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