シルギア

自動車税はいくら?排気量から年額の目安を調べる早見ツール

公開日:2026年7月22日 更新日:2026年8月30日 運営:シルギア(Analyzegear, Inc.) 対象ツール:自動車税の早見

「うちの車の自動車税っていくらだろう?」と気になっても、排気量ごとの税額表を一つひとつ調べるのは意外と面倒です。自動車税の早見ツールは、車種(自家用乗用車・軽自動車)と総排気量を選ぶだけで、自動車税種別割の年額の目安をその場で表示します。ここでは税額の決まり方から、実額を動かす特例まで、具体的な数字とあわせて解説します。

自動車税・軽自動車税とはどんな税金か

自動車を持っていると、毎年決まった時期に自動車税(正式には自動車税種別割)や軽自動車税(軽自動車税種別割)が課されます。これは毎年4月1日時点の所有者に対して1年分がまとめて課税される仕組みで、年度の途中で手放しても、その年の4月1日に所有していれば納税義務が生じます。逆に4月2日以降に取得した中古車は、その年度は原則として月割の対象になりません。

普通車・小型車の自動車税は都道府県税で、税額は総排気量の区分ごとに定額で決まります。一方、軽自動車税は市区町村税で、排気量による区分はなく定額です。同じ「車の税金」でも課税する主体と決まり方が違う点が、金額を分かりにくくしている一因です。

このツールでできること

  • 自家用乗用車(普通・小型)の総排気量から、排気量区分ごとの年額の目安を表示します。
  • 2019年10月以降に新規登録した車の新税率と、それ以前の旧税率を切り替えて比較できます。
  • 軽自動車(自家用乗用)にも対応し、定額の年額を表示します。
  • 車種・排気量区分・税率区分の内訳を確認でき、「結果をコピー」で控えを残せます。

金額は入力に応じてリアルタイムで更新されます。車検証の「総排気量又は定格出力」欄を見ながら、数秒で目安をつかめます。

排気量で税額はどう変わるか

自家用乗用車の自動車税は、総排気量を1リットル(1,000cc)ごとに区切った区分ごとの定額です。排気量が大きいほど段階的に高くなります。新税率での主な目安は、〜1,000ccで25,000円、1,000cc超〜1,500ccで30,500円、1,500cc超〜2,000ccで36,000円、2,500cc超〜3,000ccで50,000円、そして6,000cc超では110,000円です。

区分の境目は「◯cc超〜◯cc以下」で判定します。たとえば総排気量がちょうど1,500ccの車は「1,000cc超〜1,500cc」に入り、新税率なら年30,500円(旧税率34,500円)です。ここから1cc増えて1,501ccになると一つ上の「1,500cc超〜2,000cc」区分となり、新税率で年36,000円(旧税率39,500円)に上がります。境目のわずか数ccで区分が変わる点に注意しましょう。

新税率と旧税率の差は区分によって数千円です。1,500cc超〜2,000ccの例では新旧で3,500円の差があり、長く乗るほど累積します。最初の新規登録が2019年10月1日以降なら新税率、それ以前なら旧税率で、中古で買った車も最初の登録時期で判定します。購入した年ではなく登録時期で決まる点を押さえておきましょう。

使い方の手順

  1. 車種で「自家用乗用車(普通・小型)」または「軽自動車(自家用乗用)」を選びます。
  2. 自家用乗用車の場合は総排気量(cc)を入力します。車検証の「総排気量又は定格出力」欄で確認できます。
  3. 登録時期を「2019年10月以降=新税率」「2019年9月以前=旧税率」から選びます。
  4. 年額の目安が自動で表示されます。区分・税率もあわせて確認しましょう。

軽自動車を選ぶと排気量の入力欄は自動で隠れ、区分のない定額の年額が表示されます。

月割・特例・重課で実額は動く

表示額はあくまで1年分の標準的な目安です。実際の納付額は、次のような要因で変わります。

  • 月割(新規登録):年度の途中で新規登録した車は、登録の翌月から年度末(3月)までの月割で課税されます。たとえば11月に新規登録した1,500cc超〜2,000ccの車なら、12月〜3月の4か月分で、36,000円×4/12=12,000円が目安です。
  • グリーン化特例(軽課):電気自動車や燃費基準を満たす車は、新車新規登録の翌年度に税額が軽減されます。区分によりおおむね75%軽減となる場合があり、36,000円の車なら翌年度は約9,000円が目安です。
  • 経年重課:ガソリン車は新規登録から13年(ディーゼル車は11年)を超えると、おおむね15%重くなります。36,000円の車なら約41,400円が目安です(軽自動車はおおむね20%の重課)。

本ツールの目安額には、これらの軽課・重課・月割は反映していません。新車を長く乗り続けると、当初は特例で軽くなり、13年を境に一転して重くなる、という動きになる点を覚えておくと見通しが立てやすくなります。

軽自動車の税額と確認の注意

自家用乗用の軽自動車税種別割は、2015年4月1日以降に新規取得した車で年10,800円の定額です(2015年3月以前の新規取得は7,200円)。排気量による区分はなく、車種で「軽自動車」を選ぶとこの金額が表示されます。軽自動車も13年超で重課(おおむね20%)の対象になります。

自動車税・軽自動車税はお金・税に関わる情報(YMYL)です。税額表や特例の内容は税制改正や自治体の条例で変わることがあり、車ごとの事情(用途・登録区分・燃料・年式)によっても異なります。本ツールの表示はあくまで目安として使い、正確な金額は最新の公的情報を優先してください。実際の税額は、車検証と、お住まいの都道府県の自動車税事務所・市区町村、お手元の納税通知書でご確認いただくのが確実です。判断に迷う場合は税理士など専門家にご相談ください。

「自動車税の早見」を使ってみる →

ほかの記事

重ねがけ割引の計算ガイド|クーポンとポイントの実質価格を求める 住宅購入の諸費用概算の使い方|物件価格のほかに必要な自己資金がわかる 賃貸の初期費用概算の使い方|敷金・礼金・仲介手数料まで合計を自動計算 お得比較の落とし穴|大容量・まとめ買い・増量表示に惑わされず単価で選ぶ 固定資産税の概算の使い方|評価額から年額の目安を計算する(住宅用地の特例・新築減額対応) 減価償却の計算の使い方|定額法と定率法で各年の償却費を概算する

記事一覧をすべて見る →