SQLを見やすく整形・1行に圧縮する使い方ガイド|ブラウザ内完結の簡易フォーマッタ
公開日:2026年7月29日 対象ツール:SQL整形(フォーマッタ)
ログや設定ファイルから拾ったSQLが1行にびっしり詰まっていて、どこが選択カラムでどこが条件なのか読み取りづらい――そんな経験は多くのエンジニアにあるはずです。SQL整形(フォーマッタ)は、そうした読みにくいSQLに改行とインデントを付けて構造を整えたり、逆に余分な空白を取り除いて1行にまとめたりできる、シンプルなブラウザツールです。処理はすべてお使いのブラウザ内で完結し、貼り付けたSQLがサーバーへ送信されることはありません。
このツールでできること
できることは大きく2つのモードに分かれています。
- 整形:SELECT・FROM・WHERE・ORDER BY といった主要な節(キーワード)の前で改行し、節ごとに行を分けて表示します。選択カラムやカンマ区切りの項目、AND・OR・ONといった条件は一段下げてインデントするため、クエリの骨組みがひと目で分かるようになります。
- 圧縮(1行化):改行や連続する空白を取り除いて、SQLを1行にまとめます。プログラムのコード内やログに埋め込みたいときに便利です。
あわせて、キーワードの大文字化(SELECTやWHEREなどの予約語だけを大文字に統一)と、インデント幅の選択(スペース2個・スペース4個・タブ)も指定できます。テーブル名やカラム名などの識別子、文字列の中身は変更しないので、意味を変えずに見た目だけを整えられます。
使い方
- 入力欄にSQLを入力するか、貼り付けます。
- モードで「整形」か「圧縮(1行化)」を選びます。
- 整形の場合は、インデント幅(スペース2/4/タブ)と、キーワードを大文字にするかどうかを選びます。
- 入力を変えるか「整形する」を押すと、下の結果欄に反映されます。
- 「結果をコピー」を押すと、整形後のSQLをそのままクリップボードにコピーできます。
入力を編集すると結果が自動で更新されるので、オプションを切り替えながら見え方を確かめられます。
こんなときに便利
いちばん活躍するのは、誰かが書いた読みにくいSQLを引き継いだときです。1行に詰め込まれた長いクエリをそのまま貼り付けて整形すれば、どのテーブルを結合し、どんな条件で絞り込んでいるのかが行単位で見えるようになり、レビューやデバッグがぐっと楽になります。
アプリケーションのログに出力されたSQLを解読するときにも役立ちます。ログでは実行クエリが1行の文字列として記録されがちですが、整形にかければ節ごとに分かれ、問題のありそうな条件やソート指定を落ち着いて確認できます。
逆に圧縮モードは、整形済みで複数行にまたがるSQLを、テストコードの1行文字列やコマンド引数、あるいはドキュメントの1行に収めたいときに便利です。手作業で改行を詰める手間が省けます。また、大文字化をオンにしてキーワードだけを大文字にそろえれば、チームのコーディング規約に合わせた見た目に整えることもできます。
よくある質問
入力したSQLはどこかに送信されますか?
いいえ。整形も圧縮も、すべてお使いのブラウザ内のJavaScriptで処理されます。貼り付けたSQLがサーバーへ送られることはなく、通信を切ったオフライン状態でも動作します。機密性の高いクエリでも安心してお使いいただけます。
文字列やコメントの中にあるキーワードも変換されてしまいませんか?
変換されません。シングルクオートで囲んだ文字列、ダブルクオートやバッククオートで囲んだ識別子、ダッシュ2つで始まる行コメント、スラッシュとアスタリスクで囲んだブロックコメントの中身は、キーワードのように見えても大文字化や改行の対象から外し、そのまま保持します。整形によって意味が変わってしまう事故を防ぐための工夫です。
どんなSQLでもきれいに整形できますか?
本ツールは軽量な簡易フォーマッタです。標準的なSELECT・INSERT・UPDATE・DELETEはうまく整いますが、データベース方言に特有の構文や、ネストの深いサブクエリ、非常に複雑なSQLでは整形が崩れることがあります。あくまで可読性を上げるための補助としてご利用ください。
読みにくいSQLに出会ったら、まず貼り付けて整形してみてください。構造が見えるだけで、理解も修正も驚くほどスムーズになります。ブラウザ内で完結し登録も不要なので、気軽にお試しください。