平均・中央値・標準偏差をまとめて計算|統計計算ツールの使い方
公開日:2026年7月16日 対象ツール:平均・統計計算
テストの点数やアンケートの回答、実験の測定値など、数字の並びを前にして「平均だけでなく、ばらつきも知りたい」と思うことはありませんか。このツールは、数値を入力欄に貼り付けるだけで、件数・合計・平均・中央値・最大・最小・分散・標準偏差をまとめて計算します。電卓を何度も叩く必要はなく、表計算ソフトの列をそのままコピーしても解析できます。
学習で統計の基礎を確かめたい方にも、実務で手早く要約統計量を出したい方にも役立つよう、母集団と標本の両方の値を並べて表示するのが特徴です。
このツールでできること
入力した数値群について、次の統計量を一度に計算します。
- 件数・合計・平均(平均は合計÷件数)
- 中央値(小さい順に並べた真ん中の値)
- 最大・最小
- 母分散・母標準偏差(÷N。データ全体を母集団とみなす)
- 標本分散・標本標準偏差(÷(N−1)の不偏推定。母集団を推定する)
表示は読みやすさのため小数第4位までに丸め、数値として解釈できない文字などのトークンは無視して計算します。
使い方
- 数値を入力欄に貼り付け・入力します。区切りは改行・カンマ・スペース(タブ含む)のいずれでも構いません。
- 入力するとリアルタイムで、平均をはじめすべての統計値が自動計算されます。
- 分散・標準偏差は母(÷N)と標本・不偏(÷(N−1))の両方が表示されます。
- 「結果をコピー」ボタンで、すべての統計値をまとめてコピーできます。
こんなときに便利
たとえば5人のテスト点数 60, 70, 80, 90, 100 を入力すると、合計400・平均80・中央値80・最大100・最小60が出ます。平均からの偏差の2乗和は1000なので、母分散=1000÷5=200(母標準偏差≒14.1421)、標本分散=1000÷4=250(標本標準偏差≒15.8114)と表示されます。平均点は同じでも標準偏差が大きいクラスほど点差が開いている、と読み取れます。
よくある質問
平均と中央値はどう違いますか?
平均は合計を件数で割った値、中央値は順に並べた真ん中の値です。極端に大きい・小さい値(外れ値)があると平均は引っ張られますが、中央値は影響を受けにくく、データの「真ん中」を安定して示します。件数が偶数のときは中央2つの平均が中央値になります。
分散は母分散ですか、標本分散ですか?
両方を表示します。母分散は÷N、標本分散(不偏分散)は÷(N−1)です。手元のデータ全体を母集団とみなすなら母分散、背後の母集団を推定する標本として扱うなら標本分散を使ってください。アンケートや実験の標本では標本分散が一般的です。
標本分散が「—」になるのはなぜですか?
標本分散・標本標準偏差は分母がN−1のため、件数が1だと0で割ることになり定義できません。そのため「—」と表示されます。母分散は件数1でも0として計算されます。
数値の要約を素早く確認したいときに、ぜひ手元のデータで試してみてください。