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ISO週番号の完全ガイド|第1週の決め方・53週の年・年またぎのズレ

公開日:2026年9月24日 更新日:2026年9月15日 運営:シルギア(Analyzegear, Inc.) 対象ツール:週番号(ISO週数)計算

「第38週」「KW38」「Week 38」——プロジェクト管理や生産計画、シフト表、物流の現場では、日付ではなく週番号で予定を共有する場面が多くあります。本ツールは国際規格 ISO 8601 の定義に厳密に従って、日付から週番号を求めたり、逆に年と週番号から月曜日を求めたりできます。この記事では、週番号がどう決まるのか、なぜ年末年始でズレが起きるのかを、実際の日付で計算しながら解説します。

ISO週番号の決め方:月曜始まり・木曜基準

ISO 8601の週には二つの土台があります。ひとつは週は月曜始まりで、月曜=1、火曜=2…日曜=7と数えること。もうひとつが第1週の決め方で、その年で最初の木曜日を含む週を第1週とします。これは「1月4日を含む週が第1週」と言い換えても同じです(1月4日は必ず第1週に入ります)。

なぜ木曜を基準にするのでしょうか。週は月〜日の7日間ですが、その週の木曜日がどの年に属するかで、週の過半数(4日以上)がその年に入るように決まります。こうして「各週は、日数が多いほうの年に属する」という直感に合った割り当てが実現します。週番号は第1週から順に数え、その年は第52週または第53週まで続きます。

暦年とISO週の年がずれる理由

この定義の大切な帰結が、カレンダー上の年(暦年)とISO週の年が食い違う場合があることです。1月最初の数日が前年の最終週に含まれたり、12月末が翌年の第1週に含まれたりします。

実際に計算してみます。2021年1月1日は金曜日で、その週の木曜日は2020年12月31日にあたるため、ISO表記では 2020-W53 になります。逆に2018年12月31日は月曜日で、その週の木曜日が2019年1月3日にあるため 2019-W01 です。一方、2026年1月1日は木曜日なので素直に 2026-W01 となり、この第1週の月曜日は前年の2025年12月29日です。本ツールは暦年とISO週の年が異なる日付を入力すると、その旨をはっきり注記します。年をまたぐ集計で「どちらの年の第何週か」を取り違えないための確認に使ってください。

1年が53週になる年の条件

1年は通常52週ですが、条件を満たす年は53週(うるう週のある年)になります。ISO週の年が53週になるのは、次のどちらかのときです。

  • その年の1月1日が木曜日のとき
  • うるう年で、その年の1月1日が水曜日のとき

たとえば2026年は1月1日が木曜日なので53週の年で、第53週の月曜日は2026年12月28日です。2020年はうるう年で1月1日が水曜日のため、こちらも53週あります。この条件に当てはまらない年は第52週までしかありません(2021年や2025年は52週です)。53週の年はおおよそ5〜6年に1度の割合で現れます。53週目を前提にした年間ローテーション表を、53週が無い年にそのまま当てはめると割り当てがずれるので注意してください。

年内通算日と「月の第何週」

本ツールは週番号と同時に、年内通算日と月の第何週も表示します。年内通算日は1月1日を1日目とした通し番号で、平年は最大365、うるう年は最大366になります。たとえば2026年3月1日は年内60日目(1月31日+2月28日+1日)です。日次の連番管理や経過日数の確認に便利です。

「月の第何週」はISO週番号とはまったく別の概念で、週の開始曜日をどこに置くかで結果が変わります。そのため本ツールでは月曜始まり/日曜始まりを切り替えられます。たとえば2026年3月9日(月)は、月曜始まりでは第3週ですが、日曜始まりでは第2週になります(3月1日が日曜のため、始まりの置き方で境目がずれるからです)。この切り替えはISO週番号には影響しません。

年+週番号から月曜日を求める逆引き

「今年の第40週って何月何日から?」——このような場面では逆引きが便利です。ISO週の年と週番号を入力すると、その週の月曜日と週の期間(月〜日)を表示します。指定した年に存在しない週番号(52週までの年に第53週を指定するなど)を入れた場合は計算せず、その年が第何週まであるかを注記します。年間計画で第53週の有無を確かめるのに役立ちます。

使いどころは、EU圏の取引先や海外拠点と「KW/Week」で日程を合わせるとき、生産計画や出荷スケジュールを週単位で管理するとき、シフト表やローテーションを週番号で回すときなどです。順引きと逆引きを行き来すれば、日付と週番号の対応をすばやく確認できます。

よくある失敗と、表計算ソフトとの違い

もっとも多い取り違えが、ExcelなどのWEEKNUM関数の既定値との不一致です。WEEKNUM関数の既定は「日曜始まり・1月1日を含む週を第1週」とする方式で、ISO 8601とは数え方が異なります。ISOと同じ値が欲しいときは、Excelなら ISOWEEKNUM関数(またはWEEKNUMの引数21)を使ってください。本ツールの値はISOWEEKNUMや多くのヨーロッパ式カレンダーと一致します。

もうひとつの注意は、年末年始の日付を暦年で早合点しないことです。前述のとおり12月末が翌年の第1週、1月初めが前年の最終週になり得ます。集計軸を「暦年」にするか「ISO週の年」にするかを最初に決めておくと、年またぎのデータでの混乱を防げます。なお本ツールの計算はタイムゾーンの影響を避けるためすべてUTC基準で行い、入力した日付はサーバーへ送信されません。オフラインでも動作します。

「週番号(ISO週数)計算」を使ってみる →

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