🪙 ドルコスト平均法シミュレーター

毎月「同じ金額」で買うと、平均取得単価がどうならされるのか。各月の価格から購入口数と平均取得単価を計算し、毎月「同じ口数」を買う定量購入と比べて、ならし効果を数値で確かめられます。

入力(ならし効果)

円(毎月この金額ぶんだけ買います)

改行・カンマ・スペース区切りで複数月ぶん入力できます(高い月・安い月を混ぜてみてください)。

平均取得単価(ドルコスト=定額購入)

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※ ドルコスト平均法(定額購入)は価格変動の影響をならすための購入手法であり、必ず得をする・元本を保証するものではありません。下落が続く局面では平均取得単価が下がっても評価損(元本割れ)になることがあります。「将来の積立シミュレーション」の想定年利は保証された利回りではなく、月次複利による目安です。手数料・税金・分配金の再投資は簡易化して反映していません。投資の判断はご自身の責任で行ってください(本ツールの数値はあくまで目安です)。

解説

ドルコスト平均法シミュレーターは、毎月「同じ金額」で投資信託や株式を買い続けたときに、平均取得単価がどのようにならされるかを試算するツールです。各月の価格を入力すると、その月の購入口数(=積立額 ÷ 価格)と、総投資額・総口数・平均取得単価をすぐに計算します。つみたてNISAや積立投資で「定額で買うと何がうれしいのか」を、数字で腹落ちさせることを目的にしています。

ドルコスト平均法の要点は「価格が高い月は少なく、安い月は多く買う」ことにあります。同じ金額でも価格が高ければ買える口数は減り、安ければ増えます。その結果、平均取得単価は各月価格の単純平均より下がりやすくなります。数学的には、定額購入の平均取得単価は各月価格の調和平均に、毎月同じ口数を買う定量購入の平均単価は単純平均に一致し、調和平均は必ず単純平均以下になる、という関係で説明できます。本ツールはこの2つを並べて差額を示します。

具体例で確かめましょう。毎月1万円を、価格1,000円・500円・2,000円の3か月で積み立てると、買える口数は10口・20口・5口で合計35口、総投資額は3万円です。平均取得単価は30,000 ÷ 35 ≒ 857円になります。一方、毎月同じ口数を買う定量購入だと平均単価は(1,000+500+2,000)÷ 3 ≒ 1,167円。同じ相場でも定額購入の方が約310円/口も安く仕込めたことになり、これがならし効果です。

「将来の積立シミュレーション」タブでは、視点を変えて、毎月の積立額・想定年利・積立年数から将来の評価額を月次複利で試算します。毎月末に積み立てた分が翌月から運用される前提で、将来価値 = 積立額 ×((1+r)ⁿ−1)÷r(r=年利÷12、n=月数)で計算し、元本合計・運用益・年ごとの推移も表示します。ならし効果(取得単価の話)と、複利で増える将来価値(金額の話)を分けて確認できる構成です。

ただしドルコスト平均法は「価格変動の影響をならす」ための購入手法であって、必ず得をする・元本を保証する方法ではありません。上昇が続く相場では早くまとめて買った方が有利になることもありますし、下落が続けば平均取得単価が下がっても評価損(元本割れ)になり得ます。本ツールの手数料・税金・分配金の再投資は簡易化しており、想定年利も保証された利回りではありません。表示される数値はあくまで目安として、投資判断はご自身の責任で行ってください。

よくある質問

ドルコスト平均法とは何ですか?

価格が変動する金融商品を、毎月など決まったタイミングで「一定の金額」ずつ買い続ける投資手法です。価格が高いときは少ない口数、安いときは多い口数を自動的に買うことになり、購入価格が平準化(ならし)される効果があります。つみたてNISAや投信積立の基本的な考え方です。

なぜ定額購入だと平均取得単価が下がりやすいのですか?

同じ金額でも、価格が高い月は買える口数が少なく、安い月は多く買えるためです。安い月にたくさん仕込むぶん平均が引き下げられます。数式では、定額購入の平均取得単価は各月価格の調和平均、毎月同じ口数を買う定量購入は単純平均に一致し、調和平均は必ず単純平均以下になります。

ドルコスト平均法なら損をしませんか?

いいえ。価格変動の影響をならす手法であって、利益や元本を保証するものではありません。下落が続く局面では、平均取得単価が下がっても評価額が投資元本を下回る(元本割れ)ことがあります。逆に上昇が続く相場では、早めにまとめて投資した方が有利になる場合もあります。

各月の価格には何を入れればよいですか?

投資信託なら基準価額、株式なら株価など、購入時点の1口(1株)あたりの価格を入れてください。過去の値動きの記録でも、想定シナリオ(例:高い月・安い月を交互に)でも構いません。1行に1つずつ、複数月ぶん入力できます。

定量購入(毎月同じ口数を買う)との比較は何を意味しますか?

毎月同じ口数を買った場合の平均単価は、各月価格の単純平均に一致します。本ツールはこれを「定量購入なら平均単価」として並べ、定額購入の平均取得単価との差を『ならし効果』として表示します。差がプラスなら、その価格推移では定額購入の方が安く仕込めたことを意味します。

手数料や税金、分配金は反映されますか?

簡易化のため反映していません。実際には購入時手数料・信託報酬などのコストや、課税口座での約20.315%の税金、分配金の再投資などが結果に影響します。本ツールの数値は仕組みを理解するための目安としてご利用ください。

「将来の積立シミュレーション」の年利はどう決めればよいですか?

全世界株式や米国株式のインデックス投資では過去実績として3〜7%程度が引き合いに出されますが、将来の利回りは保証されません。控えめな前提(例:3〜5%)でも試算し、元本割れの可能性も念頭に置くことをおすすめします。月次複利による目安です。

つみたてNISAや複利計算のツールとどう違いますか?

このツールは『定額購入による平均取得単価のならし効果』を主眼にしています。将来の評価額(複利・非課税の話)を詳しく試算したい場合は、姉妹ツールの「つみたてNISA 積立シミュレーション」や「積立・複利シミュレーション」も合わせてご利用ください。