📈 1RM(最大挙上重量)の計算
挙げた重量と反復回数から、1RM(1回だけ挙げられる最大重量)を推定します(Epley式)。
入力
推定1RM(Epley式)
—
%1RM別の目安重量
推定1RM(Epley式)を基準にした、目的別の重量の目安です。
| 目的 | %1RM | 目安重量 | 目安回数 |
|---|
※ 一般的な計算式に基づく推定です。回数が多いほど誤差が大きくなります。無理な高重量はケガの原因になります。フォームや安全に不安がある場合は指導者に相談し、必ず補助者や安全装置のある環境で行ってください。医学的助言ではありません。
解説
1RM(One Repetition Maximum・最大挙上重量)とは、正しいフォームで1回だけ挙げられる最大の重量のことです。筋力トレーニングでは、この1RMを基準に「何%の重さで何回」といった強度設定を行います。しかし実際に1回の限界に挑戦する測定はケガのリスクが高いため、より軽い重量で複数回挙げた記録から1RMを推定する計算式が広く使われています。本ツールはその推定を行います。
本ツールがメインに使うのはEpley(エプリー)式で、「1RM = 挙上重量 × (1 + 回数 ÷ 30)」です。例えば60kgを5回挙げられた場合、60 × (1 + 5 ÷ 30) = 60 × 1.1667 ≒ 70.0kg が推定1RMになります。100kgを5回なら 100 × 1.1667 ≒ 116.7kg です。回数が1回のときは、その重量がそのまま1RM(60kg×1回=60kg)になります。
参考として、もう一つ有名なBrzycki(ブリツキー)式も併記します。式は「1RM = 挙上重量 × 36 ÷ (37 − 回数)」です。60kgを5回なら 60 × 36 ÷ (37 − 5) = 2160 ÷ 32 = 67.5kg、100kgを5回なら 3600 ÷ 32 = 112.5kg となります。一般に、Epley式は回数が多め(7〜10回)のとき、Brzycki式は回数が少なめ(1〜6回)のときに相性が良いとされ、低回数では両者はほぼ一致します。
%1RM別の目安表は、推定1RM(Epley式)を100%として、目的別の重量の目安を示します。一般的な目安として、最大筋力の向上には高重量・低回数(おおむね85〜90%以上・1〜6回)、筋肥大には中重量・中回数(おおむね67〜85%・6〜12回)、筋持久力には低重量・高回数(おおむね67%未満・15回以上)が用いられます。本ツールの表はこの考え方に沿った概算で、境界や回数は指導方針により幅があります。
推定式の精度には限界があります。反復回数が多くなるほど(おおむね10回を超えると)推定1RMの誤差は大きくなり、実測値とのずれが増えます。また、種目(ベンチプレス・スクワット・デッドリフトなど)やトレーニング経験、その日のコンディションによっても実際の1RMは変わります。表示される値はあくまで目安として、トレーニングの重量設定の出発点に使ってください。
安全面の注意です。1RMやそれに近い高重量のトレーニングは、フォームが崩れると腰・肩・関節などを痛める原因になります。特に初心者や、種目に不慣れな段階では、いきなり限界重量に挑戦しないでください。必ずウォームアップを十分に行い、ベンチプレスやスクワットなどでは補助者(スポッター)やセーフティバー(安全装置)のある環境で行うことを強くおすすめします。痛みや不安がある場合は、無理をせず指導者や医療機関に相談してください。本ツールは一般的な計算式に基づく推定であり、医学的・専門的な指導に代わるものではありません。
よくある質問
1RMの計算式は?
本ツールはEpley式「1RM = 挙上重量 × (1 + 回数 ÷ 30)」を主に使います。60kgを5回なら 60 × (1 + 5 ÷ 30) ≒ 70.0kg です。参考としてBrzycki式「1RM = 挙上重量 × 36 ÷ (37 − 回数)」も併記します。
EpleyとBrzyckiどちらを見ればいい?
低回数(1〜6回)では両式はほぼ一致します。一般に回数が多め(7〜10回)ならEpley、少なめならBrzyckiが合いやすいとされます。両方を目安として参考にするのがおすすめです。
何回くらいで測るのが正確ですか?
おおむね1〜6回、多くても10回程度が推奨されます。回数が多くなるほど推定の誤差が大きくなるため、限界に近い低回数の記録のほうが精度が上がります。
%1RMの表はどう使いますか?
推定1RMを基準に、目的別のおおよその重量がわかります。最大筋力なら高%・低回数、筋肥大なら中%・中回数、筋持久力なら低%・高回数が目安です。実際の重量は体調やフォームに合わせて調整してください。
実際に1RMを挙げて測ってもいい?
限界重量への挑戦はケガのリスクが高く、特に初心者にはおすすめしません。まずはこの推定式を使い、実測する場合も十分なウォームアップと、補助者・セーフティバーのある安全な環境で行ってください。
種目によって結果は変わりますか?
推定式自体は種目を問わず同じですが、実際の1RMは種目・経験・その日の調子で変わります。表示値は目安と考え、種目ごとに自分の記録を積み上げて調整するのが確実です。