⏳ 年金の繰上げ・繰下げ受給シミュレーター
公的年金を60〜75歳のいつから受け取るかで、月額・年額がどう変わるかを試算します。繰上げの減額・繰下げの増額と、65歳受給と累計が逆転する「損益分岐年齢」を自動計算します。
入力
受給開始年齢での月額
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※ 額面ベースの目安です。増減は一生続き、一度決めると変更できません。加給年金・在職老齢年金による停止、税・社会保険料、他制度への影響は考慮していません。損益分岐は累計額の単純比較で、税や物価変動は含みません。正確な額は「ねんきん定期便」「ねんきんネット」や年金事務所でご確認ください。
受給開始年齢別・月額と年額(早見表)
入力した「65歳時点の年金額」をもとに、開始年齢ごとの増減率・月額・年額・65歳比を計算します。選んだ年齢の行を強調表示します。
| 開始年齢 | 増減率 | 月額 | 年額 | 65歳比 |
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65歳開始との累計比較(目安)
各年齢に達した時点での、受け取った年金の累計額の目安です(額面・単純累計)。
| 年齢 | 65歳開始 | 選択開始 | 差 |
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解説
公的年金(老齢基礎年金・老齢厚生年金)は原則65歳から受け取りますが、希望すれば60歳まで早める「繰上げ受給」、75歳まで遅らせる「繰下げ受給」を選べます。早く受け取れば1回あたりの額は減り、遅らせれば増えます。本ツールは、65歳から受け取る場合の年金額を入力するだけで、選んだ開始年齢での月額・年額と増減率、そして65歳受給と累計額が逆転する「損益分岐年齢」までを一度に計算します。受け取り開始時期を決める前の、大づかみな比較材料としてお使いください。
計算は2022年4月以降の新ルールに沿っています。繰上げは「減額率=0.4%×繰上げ月数(65歳到達までの月数、最大60か月)」で、60歳0か月まで早めると最大24%の減額です。ただし1962年4月1日以前生まれの方は減額率が0.5%/月(最大30%減)となるため、生年に合わせて選択できるようにしています。繰下げは「増額率=0.7%×繰下げ月数(65歳からの月数、最大120か月)」で、75歳0か月まで遅らせると最大84%の増額になります。たとえば65歳の月額が15万円なら、70歳まで繰下げると+42%で月213,000円、60歳へ繰上げると−24%で月114,000円が目安です。
「損益分岐年齢」は、早く(または遅く)受け取り始めた場合と、65歳から受け取った場合とで、受け取った年金の累計額がどこで逆転するかを示す年齢です。本ツールは『65歳開始の累計=月額×65歳からの月数』『選択開始の累計=増減後の月額×開始からの月数』が等しくなる年齢を計算します。たとえば70歳繰下げ(+42%)では、65歳開始の累計を上回るのはおよそ81歳11か月以降。逆に60歳繰上げ(−24%)では、およそ80歳10か月より長生きすると65歳開始のほうが累計で多くなります。長生きするほど繰下げが有利、短命なら繰上げが有利、という関係を数字で確認できます。
ここで出るのはあくまで額面ベースの単純な目安です。実際には、繰下げ待機中は配偶者や子がいる場合の加給年金が受け取れない、働きながら受け取ると在職老齢年金で一部が止まることがある、年金額が増えれば税金・社会保険料や医療・介護の自己負担も変わる、といった要素が結果を左右します。損益分岐の計算も税・物価変動を含みません。繰上げ・繰下げは一度決めると原則変更できない一生の選択なので、本ツールで大枠をつかんだうえで、ねんきん定期便・ねんきんネットの正確な見込み額や、年金事務所・専門家への相談を必ず優先してください。
よくある質問
繰上げと繰下げの増減率はどう計算していますか?
2022年4月以降の新ルールに沿っています。繰上げは0.4%×繰上げ月数(65歳までの月数、最大60か月=最大24%減)、繰下げは0.7%×繰下げ月数(65歳からの月数、最大120か月=最大84%増)です。1962年4月1日以前生まれの方は繰上げの減額率が0.5%/月(最大30%減)になるため、生年に合わせて選べるようにしています。
損益分岐年齢とは何ですか?
繰上げ(または繰下げ)で受け取った場合と、65歳から受け取った場合とで、受け取った年金の累計額が逆転する年齢のことです。たとえば70歳繰下げ(+42%)なら、およそ81歳11か月以降まで受け取ると65歳開始の累計を上回ります。この年齢より長く受け取るほど繰下げが有利になります。
一度決めた受給開始年齢は後から変えられますか?
原則として変更できません。繰上げ・繰下げによる増減率は一生続くため、慎重に判断する必要があります。本ツールはその判断材料として、開始年齢ごとの金額と損益分岐年齢を示すものです。
繰下げ中に注意することはありますか?
繰下げの待機期間中は年金を受け取れないほか、配偶者や子がいる場合の加給年金も受け取れません。また、働きながら受け取ると在職老齢年金の仕組みで年金の一部が止まることがあります。本ツールはこれらを反映していないため、目安としてご利用ください。
税金や社会保険料は考慮されていますか?
考慮していません。表示されるのは額面(税・社会保険料を引く前)の目安です。年金額が増えると所得税・住民税や社会保険料、医療・介護の自己負担割合が変わることがあり、手取りベースでは損益分岐年齢が後ろにずれる場合があります。
65歳時点の年金額がわからないときは?
毎年誕生月に届く『ねんきん定期便』や、日本年金機構の『ねんきんネット』で、実際の納付記録に基づく65歳からの見込み額を確認できます。当サイトの『年金の見込み額(かんたん試算)』でおおよその額を概算してから入力するのもおすすめです。
この試算だけで受給開始年齢を決めてよいですか?
おすすめしません。本ツールは額面・単純累計での大づかみな目安で、加給年金・在職老齢年金・税社会保険料・物価変動などは考慮していません。実際の判断は、ねんきん定期便やねんきんネットの正確な情報を優先し、必要に応じて年金事務所や専門家にご相談ください。