時候の挨拶とは
読み:じこうのあいさつ
手紙の書き出しで季節感を表す言葉。「新緑の候」「師走の候」など。
時候の挨拶は、手紙やあいさつ文の書き出しで、その季節や気候にふれて述べる言葉です。「拝啓」などの頭語のあとに続けます。「新緑の候」「盛夏の候」「師走の候」のような漢語調のものと、「桜の便りが聞かれるころとなりました」のような口語調のものがあります。
月ごとに代表的な表現があり、二十四節気や行事と結びついています。たとえば1月は「新春の候」、4月は「陽春の候」、7月は「盛夏の候」、11月は「晩秋の候」などです。同じ月でも上旬・中旬・下旬で使う言葉が変わることがあります。
ビジネス文書では漢語調、親しい相手には口語調と、相手や用途で使い分けます。季節に合わない表現は違和感を与えるため、出す時期に合った言葉を選ぶことが大切です。暑中見舞い・寒中見舞いも、時候の挨拶の一種です。